懐石料理って知ってますか? 千利休が茶の湯を広めていた時、客人の空腹を満たすため(紛らわすが正解だけども)暖めた石をお腹の上に置いたことに端を発して名付けられた、日本の料理文化です。 懐石料理は、器の美しさと料理そのものの盛りつけを目で楽しんだ後、実際に味わって舌で楽しみます。
料理を盛りつける器がなければ、料理として成り立たないですし、器だけでは空腹は満たされません。
さて、器を組織に、料理を人に変えてみます。 いきなりすぎですが(ぉ
組織という器が完成したものの、肝心な料理はまだ出来ていません。 器に見合った料理になるのか? 料理を作ってみて、器が合わなかったら、変えなくてはいけないかも知れません。 そんな柔軟性が求められるのも、料理と一緒なのかも知れません。
板前さんの代わりは代表者、ということになるのかならないかは、わしにはわかりませんが。 食材が自ら『こんな味です』と訴えかけてくることを切に願います。
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