ちゃっかり手抜き

2005年10月07日(金) 黄菊と春菊

10月第1週目なので日本料理でした。「萩おこわ」「鮭の柚香みそ焼き」「菊椀」「さつま芋のべっこう煮」の4品。秋は香りを楽しみましょうということで、いずれもこの時期ならではの味と香りで最高でした。

「萩おこわ」は、すべてもち米ではなくうるち米も混ぜるので蒸すこともなく、普通の炊飯器でできちゃうし、ささげ煮汁を使って炊くので赤い米・黄色の栗・緑の枝豆と彩りもきれいでした。

「鮭の柚香みそ焼き」は、一度焼いた鮭をホイルにくるんでオーブンで焼いたものです。鮭と一緒にしめじやぎんなん、いんげん、焼き豆腐なども入れて、ゆずを絞った味噌だれをかけて焼くので、焼き上がりのホイルを開いた時に秋の香りがほわぁ〜っとするのです。ほわぁ〜っと(笑)

「菊椀」は、黄菊と春菊と言うどちらも一癖ある香りの食材を使いますが、一つの椀に合わせると意外にもくさくないのであります。実は黄菊が苦手でね、ちょっといやでした。でも、こうしてお吸い物にするとなんと美味しいのでしょう。とっても上品だし、調理の仕方次第だなーと実感しました。

「さつま芋のべっこう煮」はほんとうに普通の煮物でした。ただ、もったいないですが皮をむいて、くちなしの実と一緒に煮ることでべっ甲のようにま真っ黄色にできあがるのです。しかも出来上がりのタイミングが絶妙で、とってもぽくぽくにおいしくできましたのです。


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なこ [MAIL]