26日のタモリ倶楽部は「歌謡インスト特集」で半田健人君が、変なインストを紹介するという企画だった。俺も『ベースベースベース』とか１５枚くらいレコードを提供したのだ。

　27日の深夜はジャムでオールナイトイベント。なぜか出演者の８割は女性、って偶然の組み合わせ。俺の趣味じゃないよ。夜の部でミッシェルガンエレファントのコピーバンド大会があったとかで、その打上げ宴会が客席で深夜のイベントまで続いていて、ミッシェル好きな若者達が客でもないのにノリノリだったのが笑えた。特にハイティーンズ（笑）
　田渕、サロメの他、地方からは、大阪のファブチックス、50'sハイティーンズ、金沢＆名古屋のモクメが参加。
　ファブチックス、CDはよく聴いていたんだけど、なかなか東京では観れないんでこの日は観れて良かった。ちょっとスペクター（暴走族ではなくフィルのほうね）っぽい曲もよくて、実はすごい好きなタイプの60s風ガールズバンド。
　モクメは観るたびに素晴らしくよくなっている。オールディーズ、ガレージパンク、歌謡曲などが好きなら文句無しのロックンロール、楽曲演奏ともにクオリティは高い。これからは注目のバンドだと思う。

　28日はシェルターで毎年恒例のガレージパンク勢揃い、ハロウィンイベント。去年と同じくサイクロンズが３人ジミヘン仮装で登場し「ファイヤ」のカバーまで披露、メンバーも驚く程、客が異常にもりあがり大成功。そして、ハイティーンズの方は、時間とお金をかけた「中州の高級クラブ」という設定の仮装。髪をセットし着物やドレスで登場したんだけど、観客にあまりリアリティがないせいか（笑）反応はイマイチだった。なぜかパンタさんが来ていてハイティーンズを絶賛してくれた。
　そのあと新宿２丁目のバー非常口にてゴールデン街関係のハロウィンイベントに行って、ポールダンスやらサルサバンドにまじって、田渕純が出演。ムードアンサンブル東京トリオをバックにアシッドな「からっぽの世界」では客席でのたうちまわり失神する。そんな田渕を観て聴衆はどう思うのだろう？　だってムード歌謡じゃないよね（笑）だからおもしろいんだけどさ。