あんまり書きたくなかったのだが、あえて記す。 年末から毎日病院に通っていた飼い猫が19日間の闘病の末、亡くなってしまった。一時持ち直したのだが、最後の三日くらいは急激に悪くなり、本当に可哀想だった。動物は言葉がしゃべれないだけに「もっと早く気がついてあげられたらこんなことにならなかった・・・」とか、つい思ってしまう。生まれた時から自分のそばにいた猫だけに、いまだ立ち直れないくらいのショックなのである。有名な病院にて最新の医療、お金がどんなにかかっても(保険きかないし)治らないものは治らなかった。看病疲れもありこちらも体調を壊してしまった。
治らないものは治らないのはもちろん人間も同じで、生きているからいつか死ぬ。しかし、やっぱり生きているうちが花である。才能溢れる知人のミュージシャンが昨年自殺していたというニュースをきいたばかりで、なおさらそう思っている。 死んでしまった伝説の音楽家よりも、今も頑張っている、転がり続けている人たちを応援したいのだ。みなさん、例えば60年代から活動しているようなベテランのアーティストで好きな人がいるのなら、極力、今、生の姿を見ておくべきですよ。
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