「ハプニングス・フォー+ジョー山中+森園勝敏」という昨年行われた奇跡のようなセッションが、19日に静岡のチャリティコンサートで甦りました。 そんな組み合わせが奇跡だなんだと感動してるのは、ロックの歴史を勉強している後追い世代だけなのかもしれません。 コンサート終了後、同メンバーにて近所のオールディーズ店ケントスでのパーティーでも演奏。お客さんは、メンバーと同年代もしくはそれ以上の人々ばかりで、そのノリの良さは社交ダンス会場さながらでした。即興のロックンロールではツイスト踊りだす年輩の夫婦らしきカップル。「あなたが欲しい」や「そっとおやすみ」ではチークタイムに。ミラーボールがまわるケントスでは「メリージェーン」のような曲でしかないのです。 まるでハコバンの世界でしたが、どんな状況でも素晴らしい音楽でお客を楽しませる、さすがプロ!と改めて感心しました。30年前の曲でも同じキーでうたえるジョーさんやトメさんは鍛え方が半端ではないし、過去の音楽だけではなく現在の実力を評価すべきでしょう。 伝説でもカリスマでもいいですが、ちゃんと音楽できなくなっちゃった人はキツイですからね。
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