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■昨日のわたしの苦しみより、もっと深い深い悩み痛みを抱えた主演俳優が、一晩を越えて、会心の演技を見せる。
23歳の彼がしょっている十字架の重さ。それを見守る自分の役目。来し方と、来たる日々。様々に思いを馳せながら、早々と荷物をまとめて帰京するカンパニーの中、楽屋で祝杯。乗るはずの新幹線には乗り遅れるも、晴れやかな気持ち。喜び溢れる。
一週間後には、このツアーの最終目的地が待っている。渡米間近。
■明日は朝から師匠の新作を観にいき、それから次の仕事の打ち合わせ。帰京早々スケジュールはパンパンに詰まっている。 でも、昨日から今日にかけての一連の心のぶれで、仕事への愛情を再確認した。 自分の仕事の重みと難しさを深々と感じ取った。 気力は充実している。
![](http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr5/59441/2004/kumori.gif)
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