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2002年01月09日(水) 二日続きの痛飲

 昨日、今日、と、連日の痛飲。
 もちろん、状況はずいぶん違っていて、昨日は恋人とお互いの現在を話しつつしっとりと。今日は、劇場のプロデューサーたちと、これからの仕事の話、プラスつまらない世間話に盛り上がりながら。

 この先、他者とコミットしなくなる個人的な休暇を控えていると思うと、普段なら「早く帰ろう」と思う席での時間も惜しくない。

 勝負は独りでしなければならないのだろう、と思う。
 でも、独りで生きてきたとは、とても思えないし、他者といなければ世界が広がらないのは当然のこと。

 ただ、他者といる時間が、そうそう充実していないと感じるのは、それぞれが違う現在を抱えていて、それぞれ、真っ直ぐにそのことどもを他者にぶつけられないからなのか?

 そういう意味では、恋人と語らう時間がいちばん。

 人を愛するってことは、歳をとると、ずいぶん滋味に溢れたことになってくるものであるなあ。


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