仕事の相方と話をしてた(もちろん仕事中) ダイドのイメージでは 今の若い子って、恋愛以外であまり難しい…と言うか真面目な話しなさそう そんな気がしてた 今度一緒に飲みに行こうなんて話もしてたから どんな話できるのかなぁって思って…
真面目な話もすると言うので 『マイノリティって知ってる?』 『…聞いた事もないです』 『…じゃ、フェミニズムって知ってる?』 『なんですか?それ』 『えっとね、男は男らしく、女は女らしくって言う枠をやめようって言う考え方の事』 『…ダイドさん』 『ん?』 『飲みに行ったらそんな話ばっかですか?』 『イヤイヤ、まさかッ!!』
マジどん引きされてるのが痛いほどわかったので その真面目な話はそこで終わりました 年齢差と共に感じる温度差
実際、若い子で無くても一般のノンケピープルが 『セクシャリティ』だとか『フェミニズム』だとかって そんなことを普段から考えているなんて ありえないんだよね
そりゃ、そうだよ 自分のセクシャリティになんの疑問も抱かず 普段から当たり前の『男らしさ』や『女らしさ』なんて 改めて考えるはずも無い
ダイドだって自分の興味のない事なんて普段からこれっぽっちも頭に無いからね だからいっぱいいっぱいいろんな偏見を持っている
企業のトップなんて、金の事しか頭に無くて 見つからないだけで違法行為なんていっぱいいっぱいやってる腹黒いヤツら
体を張って生徒の為に尽くし 友達みたいで、でも親以上の愛情を持っている教師なんて幻想に過ぎない
政治家なんて裏献金だとか、袖の下とか当たり前で 国会に出席してたって昼寝だけしかしてないバカの高給取
興味が無くて知りもせず、知りたいとも思わないで 勝手にニュースで見るだけの情報から得る偏見だらけの価値観
世の中なんてそんなもんなんだ 知らない事=興味の無い事 興味が無ければ知ろうともしない 知りたくもない
一般のノンケピープルが持ち合わせた偏見も同じ 今までそんな存在すら真正面から目を据える機会がないだけで 案外知ったら、正しい情報さえ得たら 誤った価値観が変わると思う
特に若い子なんて 好きな人と結婚してぇ、子供産んでぇ… そんなもん
自分のジェンダーを考える事もなく フェミニストや、トランスジェンダーの存在すら知らない
まぁ、若い子にそんな事考えろって言う方が無理かもしれない だって本人にその気がなければなんの意味もないから
ダイドはよく友達と話しこむ 直接会ってもメッセでもメールでも ジェンダーとか、トランスとかそういう話 自分が持っている情報や知識を同じくらい持っている相手じゃないと はっきり言って不可能に近い だってこっちが一方的に話して終わりになっちゃう 同じ情報量を持っている相手だからこそ 同じ目線で熱く語り合えるのだ
ダイドは興味を持った事は徹底的に調べ上げる 本を買い、ネットで調べ、知識のある人の話を聞く そしてそれによって得た知識でまた語り合う まぁ、今までにセク関係で同じ量の知識を持ち合わせている人は 出会ってきた中でたった一人かもしれない
まぁ、他の人は情報はなくても友達だけでいいって そういうカンジだから 牛肉を食べる為に牛の生態まで調べる人はそうはいない
話し込めば込むほどに普通の人はダイドの情報量にひいていく 同じ大きさのノウミソを持っている人は本当に貴重だ 話し合う、語り合う事によって 相手が何を考えてるか、どんな人間かよくわかる お互いを理解する為にも本気で言葉を戦わせるのは大切だと思う もちろんダイドだって何十冊の本の情報を全て 無能なノウミソにインプットできるワケではない 知らない事だって、わからない事だっていっぱいある 人と話す事で新たな情報を得るのだ それが楽しい! それが嬉しい!! だからダイドは今日も日本語のお勉強するんです
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