上司とバトル


「少なくとも、今まで沢山の女の子を見てきてるから分かるけど、
君は他の子達に比べてかなり優秀な方に入ってる。
質問の仕方や仕事の進め方を見ていても、
できる子だなっていうのは伝わってくる。
ミスはあるけど、それは初めてだから仕方ない。
僕は仕事に対しては、男も女も、年齢でも区別はしていないつもりだ。
『ゆっくりいこう。ちゃんと一人前に育てるから』とは適当に仕事を
している奴には言わないよ。

僕が君に対して、「君は頭がいいから大丈夫だよ」って言うのは、
普段の君の仕事ぶりを見て言っていることだ。
素直に言っているのに、どうして君が僕の言葉を信じて
くれないのかが理解できない。
君はどう思っているのかは知らないけど、
僕は君に対して悪い印象は全くない。
むしろ、君の頑張り具合が心配になるくらいだ。
唯一言いたいのは、「肩の力を抜け」ってことかな」


上司の言葉も、たまには信じてみようと思う。
少なくとも、今の私にはこの人がいないと仕事ができない。

部で一番仕事ができる、と言われているこの人が
直々に仕事を教えてくれると言うのだから、
惜しみなく吸収しようと思う。

最終的には、それが自分のためになるから。

2004年08月06日(金)