久々に愚痴


ここのところ、仕事のことでかなり不安になっている。
仕事がここまで覚えられないのは、今回が初めてで
戸惑うことばかり。

先輩と上司の指示の食い違いで悩むのは
今回が初めてで、シビアな言い方に言葉を失う。

前の上司は前の上司。
郷に入れば郷に従うように、
仕事の指示の仕方も変わってくる。

ただ、いきなり畑違いのところに行って、ろくに説明も受けないで
いざ仕事を与えられても、処理が上手くいかない。
担当者が当然に知っていると思っていることと自分の実際に
理解できている範囲に大きな隔たりがあって、
暗記科目のように機械的な処理方法だけを頭に叩き込む。

目の前にある木でさえまともに見えていないのに、
森なんて見えている筈がない。


前の職場の人達に会いたい。

懐かしさではなく、弱音として一瞬頭を過る。
上司や同僚と一緒に写った、笑っている写真を思い出す。

前の職場は大好きだったけど、
人柄が好きだったとか、それだけではない。
少なくとも、仕事に関しては覚えようとする気持ちを見せれば、
皆、惜しみなくその仕組みを教えてくれた。
仕事ノートを振り返ると、処理方法よりも理論ばっかりが
書かれてある。


私に仕事を覚えようとする意思が足りないのだろうか。
謙虚な気持ちは出せていないかも知れない。
教えて頂く、という気持ちだけは十二分にある。
まずは、自分の誠意を見せることが第一だろう。


嗚呼、もう嫌。
甘えた考えをしてしまう自分がもっと嫌になる。

家に帰って、気が緩む。
悔しさと情けなさと不安が襲い、涙が止め処なく溢れた。
誰かに愚痴を溢す代わりに沢山泣いた。


不満にエネルギーを費やす暇があるなら、
もっと他にやることがある。

適当に仕事なんかしたくないし、
「できない」という言葉は絶対に言いたくない。
中途半端な努力で何かに責任転嫁をするくらいなら、
これだけやった、という結果を残そう。

少なくとも、今は自分が変われる絶好のチャンス。
まだまだ頑張れる。

2004年07月23日(金)