折れた翼
友達と会った。
疲れている中会おうと思ったのは、
君のサインに気付いたからだろう。
この人の一体何を見ていたんだろう。
表面の君の変わりきった姿にばかり目が行って、
肝心の心を見ていなかった。
君の優秀さが羨ましく、安心していた反面、
大人になるにつれて擦れていく心が心配だった。
そして、今日はその心が悲鳴を上げている。
最後に立ち上がるのは君次第。
だけど、一人で頑張れない時は甘えてもいいのよ。
折れた翼を抱きしめることくらいはできるから。
2004年07月18日(日)