独占欲?


仕事帰りに友達と会った。

最後に会ったとき、違う顔を見て、何だか少し緊張。

化粧直しをして、肌の皮脂とファンデーションが混ざり合って
質感を出すような、肌の呼吸を感じる。

別にただご飯を食べるだけなのに。
顔のテカりや顔の紅潮加減をチェック。
よし、顔の疲れはそこまでは出ていないぞ。

気を遣わなくなって、敬語がたまに取れる自分がいる。

『友達』なのだから、使わなくてもいいのだけど、
対外的付き合いが多かったから、普通にお互い敬語で会話。

彼といる空間にも違和感を感じなくなっていくのを感じる。
向こうがちょくちょくメールをくれるせいかな。
私もなるべく返事は出すようにしているし、
気にかけて下さるのは有難いもの。

そんな中、彼の友達からの電話。皆で集まっているらしい。

「すぐに解放してあげますよ」

「僕はまだ君に独占されていたい」

「電車がなくなる前に、お別れしましょうね(笑)」

酔った男の人は、やけに饒舌になるのね。
もう少し一緒にいたかったし、一瞬だけ、
意地悪をして帰したくなくなった自分がいるけれど、
多少は分別のある年になったので、彼とはそのままお別れをしました。

いつもいつも、見守ってくれてありがとう。
少しは、しっかりした子になりますからね。笑。

2004年04月23日(金)