気持ちの伝え方 |
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スポーツクラブに行った。 私のお気に入りのプログラムのインストラクターさんが 今月いっぱいで移動になる。 身長が164センチくらいある彼女は、スラッとした健康美人で、 プログラムに出る度に、しなやかな動きとお人形さんのような表情に 『嗚呼、キレイだなぁ』といつもうっとりしていた。 月曜日は仕事をいつもより一生懸命やって、 定時で上がって、急いでジムに向かう。 この日は時間の曖昧さが煩いして、人数はあまり集まらない。 逆に、その時間帯は有効にスペースを確保できる、 私にとってはゴールデンタイムだった。 その時間が失われるのはとても悲しい。 彼女のレッスンを受けられなくなるのはもっと悲しい。 普段、目が合うと恥ずかしくて、挨拶をするのがやっと。 今までの何か感謝の気持ちを伝えようと、カードでも書こうと 思ったけれど、上手く言葉が出ない。 「今週は土曜日も必ず行きます」 それだけ言うのが精一杯だった。 気持ちを伝えるって、何て難しいのだろう。 私にもっと勇気があったらいいのに。 2004年02月23日(月)
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