■ 2002年10月20日(日)
初級シスアド試験日。
会場まで送ろうかっていう誘惑はちゃんと断れた。
すこし早起きしてバスに乗ればすむことだし、だめだったらタクシーでも間に合うはず。実際、兼六園下での乗りつぎもうまくいって余裕の到着。
それにしても、この街のどこからこんなに出てくるのっていうくらいたくさんの人だった。
座席は当然、受験番号順で、自分の番号がいちばん前の席だったことにものすごく動揺した。
落ちつかない。
いままで先頭に立つ経験が少なかったからかなんなのか座ってからも居心地が悪くてしかたなかった。しかもまんなかの列で本当に逃げ場がないし。
こういう試験のとき最前列に座った記憶がない。いつも後ろのほうでのんびり構えてた。めずらしく前のほうになったとしても壁際だったり。それ以外の場面でもこの身長のせいでたいていは後ろにいたから慣れていないんだと思う。
ばかみたいだけど、午前の部開始後30分くらいは試験官の動きとか周囲を人で囲まれている(それなのに目の前には黒板しかない!)状況が気になって全然集中できなかった。さすがにこのままじゃだめだと思ってなんとか持ち直そうとすればするほどおかしくなるし。つくづく小心者だ…。
午後は午後で隣の席から聞こえてくる呼吸と誰かの携帯の着信音が気になる。呼吸はもうしかたないと思うし人それぞれ事情もあるんだろうからいいとしても、携帯! おかしいでしょ、それは。試験前に電源切るか、切らなくてもせめてマナーモードでしょうと思ってかなりいらいらした。くりかえしくりかえし鳴ってるのに試験官なにも言わないし。
相変わらず時間がたりないうちに試験終了。午後問題は大問ひとつ空白。絶対マークシート塗りつぶすのに時間とられてる気がするんだけど、わかっててもなかなか要領よくできない。それでも数枚の食器洗うのに数十分かけてたころにくらべればだいぶよくなってきたほうだ。
まっすぐ帰宅するのも面白くなくて、気分転換に街で買い物をした。
→→今日買ったもの。
LOWRYS FARM の柔らかい黒ガーゼ地ニット。
石澤研究所の生ビタミンCとCEZANNEアイカラーパレット。
無印良品のフォトアルバム。
BODY SHOP ホワイトムスクボディローション&ソープ。
BODY SHOP ホワイトムスクフレグランスキャンドル。
「観用少女1」川原由美子、
「ジャンプ」佐藤正午、
「落花流水」山本文緒。
それからすこしかなしく思ったのは、試験が終わって出てきてみたら傘がなくなっていたこと。
普通のどこにでもあるようなビニール傘で、これだったら誰かに持っていかれても惜しくないからと思って持ってきたのに、なくなってみたらがっかりした。雨が降りだしたのは午後だったから、受験者のなかには傘を持っていない人もいたんだろうけど。あれだけの人がいればビニール傘の一本くらいなくなったって不思議じゃないのかもしれないけど。でもたぶんこれがコンビニでも買えるようなビニール傘じゃなかったら持っていかれなかったんだろうなあと思ったら、試験中に鳴り響いた携帯の着信音のこともあわせてほんのすこしだけ沈んだ気持ちになった。
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Arranged + Written by
カノン
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