■ 2002年10月17日(木)
わからなくなってしまった。
今朝までは確かに決心していたはずなのに。もうこれ以上押さえつけて我慢して気がつかないふりなんかしていられないと思ったのに。
くだらないわがままも強がりも全部、あの人なら笑って許してくれるだろう。
本当はなにひとつ許していなかったとしても。
そう思わせて、愛されている優越感を与えてくれる。
だけどそれだけでしかない。
衝突したくないと言って逃げてきたのは私だ。
あの人の不満にも要求にも気がつかないふりをして、無意識に追いつめた。
迷っているとき、むやみに行動しようとするのは賢くないと思う。でもだからっていつまでも保留にしておくわけにはいかない。
いまここで、流されてしまうわけにはいかない。
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卒論の方向性を見失いかけている気がする。勉強不足。この時期になってこんな状態なんて情けないけど。
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Arranged + Written by
カノン
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