■ 2002年07月06日(土) 
ひとりでいたら余計なことばかり考えてしまうから
単なる逃げかもしれないけど研究室の人に頼った。
話を聞いてもらったり歌いに行ったりして、
それですこしだけ気がまぎれた感じ。

夕飯もつくる気がしない。


昨日の今日で、もう気持ちが揺れてる自分が嫌い。
一緒にいたときはいらいらしてしかたがなかったのに
いなくなってみるとまだ心配する気持ちが残ってる。

それともただひとりが寂しいだけなんだろうか。

もしもいま、あの人が以前の状態に戻ったとしても
きっと冷めた気持ちでしか見られない。
死にたい、なんて言われても勝手にすればって思ってしまうだろう。

だけど実際に目の前から消えてしまったらたぶん泣く。
それが愛情なのか同情なのかはわからないけど。


部屋を借りる余裕はないから車で暮らす。
そんなことを言うのってずるい。

この暑い季節に車生活なんかされたら気になって、
たとえ同情でも戻ってしまいそうで
とりあえず生活スペースだけはいままでどおり貸すことにした。
あとは食事も洗濯も眠る場所も別々。

すぐそうやって手を差し伸べてしまうのが私の弱いところで、
それで結局いつもふりまわしてきたのかもしれない。



私がどれだけ負担を感じていたかとか
あの人がそれをどんなふうにとらえていたのかとか。
こんなふうにならなきゃ
きちんと向き合えないなんておかしいと思わない?


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Arranged + Written by カノン
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