■ 2002年03月15日(金)
春雷。突風に苦戦しながら小橋へ。
用意された昼食をすこし食べただけですぐに辰口まで移動する。
15日が手術日だからできれば様子を見に行ってくれないかって
父親から電話で頼まれて初めておじいちゃんの骨折を知った。
手術そのものは心配するほど難しくないけど高齢だから。
会うたびにいつも、また痩せてしまったと思う。
それでも今日は思っていたより元気そうだった。
退院して歩けるようになったら
山を見に行って筍を掘ったり竹を切り倒したりしなくちゃいけない、
そうやって真剣に話す声をひさしぶりに聞いた気がする。
気力までなくしてほしくない。
就職活動の様子を気にしてくれているみたいだった。
小さい頃はよく遊んでもらったし
いまでもすごく可愛がってもらっていると思う。
希望のところに就職決めて卒業してもう社会人だよって報告してあげたい。
先が長くないかもしれないことは前から聞かされてる。
いつかはそのときが来ることもわかってるけど。
手術は数時間かかって無事に終了。よかった。
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Arranged + Written by
カノン
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