■ 2002年03月10日(日)
やけに響くドアチャイムの音で目が覚める。
事前連絡もなしで宅配便が届くことなんて滅多にない。
そろそろ新入生の入居が始まる時期だし
もしかしたら新聞の勧誘かもと思ってこっそりレンズから覗いてみた。
勧誘員ではなさそうだったものの
なんだかものすごい勢いでチャイム鳴らすし
ドアまで叩かれたりして恐かったので居留守。
ていうかそんな広い部屋じゃないんだから
二回鳴らした時点で応答がなきゃ不在か居留守って気づいてほしい。
無理にドアノブ回さないで、こわいから。
そういう土地柄なのかもしれないけど
こっちの人って勝手にドアを開けようとすることが多い。
私はたとえ誰かが家にいるときでも
危ないから鍵は必ずかけなさいって教えられて育ってきて、
だから無意識でもドア閉めたあとは絶対に鍵かけて
ときどきうっかりチェーンまでかけて締め出したりしてるんだけど、
あの人にはあんまり鍵をかける習慣がなくて
私が起きるより先に出かけるときでもそのまま行ってしまう。
いまの部屋に引越したばかりのころ、
知らない男の人に突然ドアを開けられたことがある。
そのときは相手があっさり退散していったから
被害もなく無事に済んだんだけど、
やっぱりすごくこわくて
出かけるときは鍵をかけてほしいって頼んだらちょっと面倒な顔をされた。
そんなにこわいんだったら自分で起きてかければいいじゃん、
みたいなことを言いたかったんだと思う。
確かにそれは正論なのかもしれないし
自分の身は自分で守るしかないんだけど、
でも私は休みの日とかで寝てるのを置いて出かけるときは
大丈夫だよって言われても確実に鍵はかけてたし、
残していくからこそ自分で鍵をかけていくべきだと思ってたから
その反応はちょっとショックだった。
ところで今日の侵入者(笑)の正体は書留を届けにきた郵便局員。
伊勢丹で撮影した証明写真。…すっかり忘れてた。
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Arranged + Written by
カノン
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