ウェブ日記
続・Plamo linux 4.73でEPSON PX-404Aを使う一昨日の日記でエプソンのプリンタ(複合機) PX-404Aの設定について書いたが、 さらにスキャナ機能もlinuxで動作したのでメモ。 エプソンのlinuxドライバーダウンロードのサイト からスキャナドライバ--コアパッケージとデータパッケージから成る--をtar.gzの形式でダウンロード、コンパイルとインストール。 もしかしたらデータパッケージからインストールすると良いかもしれない。 次に設定ファイル--パスは/etc/sane.d--のうちdll.conf、epson.confとepkowa.confをエディタで開き、 最初のファイルに「epson」の1行--と「epkowa」の1行も要るかも--を挿入、 次と最後のファイルで「usb 0x4b8 0x881」の1行を挿入。 これで私のパソコン--Panasonic CF-R7--からxsaneアプリケーションでスキャナが一応動かせるようになった (ちなみにxsaneのsaneは"Scanner Access Now Easy"の略だが、 実際は後述のように"Scanner Access Not Easy"だった)。 ところがエプソンのアプリiscanを起動させようとすると、 「スキャナにコマンドが転送できません。スキャナの状態を確認してください。」とダイアログが表示されて失敗。 アヴァシス社のQ & A等のウェブページを見たけど原因が突き止められず。 グーグルで検索していたら 「Subject: [debian-users:35376] EPKOWA の iscanについて - msg#00219」 のウェブページ中に 例えば、rootの状態(suでスーパーユーザーになるのではなく)では、 shutdown、halt、dpkg、などの重要コマンドが「使えない」… 不思議なことに、rootで更にsuを使ってから初めて、コマンドが「使える」のです。 との記述があるとの検索結果が出たのだけど、 当該のページには無かった。 suコマンドがiscanと関係があるのか分からないけどちょっと試してみた。 まず一般ユーザからsuでスーパーユーザになってiscanを起動させようとすると件のメッセージが出て失敗。 その後もう一度suの後iscanを試したら、 今度はlibltdl.so.3が見つからないと言われた。 そこでlocateコマンドでlibltdlを探したら/usr/libの下libltdl.so.7.2.1を発見。 これからlibltdl.so.3へのシンボリックリンクを張ったら、 無事iscanが起動。 こんな幸運は久しぶりかも。 これでパソコンからスキャンは無事可能になったのだけど、 xsaneやiscanを終了させるとウィンドウマネージャevilwmが異常終了するのは問題。 |