ウェブ日記
最近の園芸--フクシア--最近園芸では悪いことも良いことも起きている。 まずは悪いこと。 フクシアのべ3株が消えそう。 最初の1株はミヌエット・ウィンドチャイム・ホワイト・アンド・ピンク。 これは私が園芸を再開する前父が買って来たもの。 暑さと徒長対策で切り戻しの後脇芽がたくさん伸びていた。 嫌な予感がした数日後、急に根をやられて立ち枯れに。 次は一番大輪の花を付けて 一番好きだったピンク・バレット・ガール。 突然葉をほとんど全て落とした。 立ち枯れではないので、根がやられたのではなく、 多分液肥が多過ぎたのが原因と思われた。 その後根がやられたらしく、若芽が全て枯れて行った。 次がビーコン。 今月4日夜まで全く元気だったのに、 翌日から萎れ始めたのでショック。 おまけに7日の猛暑--最高気温36℃--で西日に当り、鉢が過熱、 これで根がやられたようで、 現在徐々に枯れて行っている。 回復はまず期待できず。 ほとんど何もできないのが辛い (根をやられたフクシアの株は元気な部分を挿し木しても 水を吸わないし、 日差しの弱い場所に移動させるとより早く弱る)。 ミヌエット2種とビーコンは父が買って来たものである。 5株育てるのも大変と思っていたところに父が突然2株買って来て、 最初は困っていたものの、 その後は他の株同様大事に育てていた。 枯れてしまって今は辛い。 残りの株も葉の色が薄くなって一部枯れているので、 決して元気ではない。 先月からの(蒸し)暑さがじわじわフクシアの株の体力を奪っているように見える。 フクシアは暑さに弱いと言われているが、 私の経験では全くそうとは思えない。 というのは、豪州アデレードや南アフリカのステレンボッシュのような、 夏は猛暑になる町で路地植のフクシアの潅木を何度も見たからである。 多くは比較的暑さに強いトリフィラタイプであったけど、 アデレードではフクシアで一般的な種類である、 マゼラニカ系の一重咲も二度は庭で見た。 これを踏まえると、 フクシアが夏弱るのは、 多湿か用土が過熱するのが原因かもと思われる。 プラスチック鉢を使用すると、 強い日差しでは用土が過熱するので、 フクシアに限らず、 鉢は一般的に素焼がより良いと思った。 素焼鉢は用土の水分が滲み出して蒸発して気化熱で鉢や用土の過熱を防げるからである。 実際通気性の良い素焼鉢は水を切らさない限り、 西日を当ててもひんやりしていた。 家にプラ鉢がたくさんあったので、 もったいないと思ってこればかりフクシアの植え替えに使ったけど、 次回からは素焼鉢を多用する予定。 プラスチック鉢でも、日光をあまり吸収しない白い鉢や籠に入れ、 ぶら下げると地面の熱を避けられるし風通しが良くなるからか、 ある程度夏に対処できるようである。 元気のまだ良いフクシア3株はたまたまこうして吊ってあった。 素焼鉢に植え替えしたいけど、 暑い今やるのは却って株を傷めそうなのでできない。 フクシアで良い話は、 先月挿し木していた若い枝10本くらいが生き残って芽を伸ばしたり、 中には蕾を膨らませていたりしていること。 ラッキーなことに上述のピンク・バレット・ガールも挿し木2本残ったようだ。 問題はいつ鉢上げするか。 暑さが峠を越えてから--といっても九州は9月いっぱいは残暑が続く--したいけど、 その間に根がはびこって植え替えで根を傷めるのも怖い。 フクシアの夏の越させ方を自分なりにまとめると、 以下の通り。
今さら場所を変えても却って株を弱めるだけと思い、 フクシアを西日の当る玄関そばにそのまま置いておこうとしたけど、 今日母に株が痛々しいと言われたので、 夕方家の北東にある勝手口の近くに株を全て移した。 多分全部枯れるだろう。 フクシア以外の植物については後日書く。 |