ウェブ日記
今日の園芸今日も真夏日だったけど、 晴れるのは今日までで、 明日以降は天気が崩れ、 来週は毎日雨降りの予報。 なので植物に日をガンガン当てるのも今日が暫くは最後となる。 西日を当てたフクシアの中で、 今日一番弱って見えたのはピンク・バレットガール --これには2種類あって、うちにあるのは薄紫の萼に八重の紫の花びらの方--。 良く見たら昨日とは別種の、緑色をした小さなスズメガの幼虫がいた。 箸で摘んで地面に落として遠慮無く踏み潰す。 1時間後死骸は蟻にすっかり始末されていた。 この芋虫も西日のためか元気が無かった。 植物に快適過ぎる場所に置いていたら虫食いの被害がずっと酷かったかも。 同じく西にあるモッコウバラの木陰に 今朝移動させたニューギニア・インパチエンスが夕方萎れかけていたのに驚き、 すぐ潅水したら一応回復。 直射日光が数十分ほど当たっていたのが原因か。 一方洋蘭は元気。 フクシアやインパチエンスより栽培が楽だし、 私が最も好きな植物なのでこれらの世話をするのが一番楽しい。 今朝、ダーウィナラ・チャーム--風蘭交配種--に新芽と花芽らしきものを発見。 どうもこの蘭は、1980年頃一度私が購入した蘭と同一種のようである。 当時私は風蘭の1代交配種に興味を持っていて、 福岡のある洋蘭店にバンドフィネチア・パット・アルカリ--Vandofinetia Pat Arcari--という、 バンダ・セルレア--Vanda Coerulea、青い花を咲かせる有名なバンダの原種--との交配種を注文したら、 在庫切れのため代りに送られた蘭だ。 片親が風蘭、片親がバスコスティリス属--Vascostylis、 バンダ、アスコセントラムとリンコスティリス属という3属間交配種-- の青い花を咲かせる蘭であったのは覚えている。 当時は新種名がまだ登録されていなかったようである。 現在ネットで情報を漁った限りでは、 風蘭交配種の中ではダーウィナラ・チャームが最も人気で有名なようである。 今から思うとあの洋蘭店は、私が青い蘭を欲しがっているのを察して、 一番青の濃い種類を選んでくれたのではないかと思われる --水色の花を咲かせるネオスティリス・ロー・スネアリー (Neostylis Lou Sneary、これは風蘭とリンコスティリス・セレスティス --Rhynchostylis coelestis--という原種の1代交配種) という今でもやや人気の種類もカタログにあったので--。 残念ながらあの蘭は私が上京中消えてしまった。 もっと大事に育てれば良かった。 |