ウェブ日記
2007年04月22日(日) 最後の学期の中休みは今日でおしまい
最後の学期の中休みは今日でおしまい

今日は普通にバスが来たのでシティの教会へ無事行けた。 礼拝中、突然国歌斉唱があった。 アンザックデーを控えているからだった。 私は曲を知らなかったので--幸いにも--歌えなかったので起立のみ。 前に座っていたこぎれいに装った婆さんは違和感を覚えたに違いない。 日に日にオージーに会うのが苦痛になっているので、 毎週教会に通うことは今後あるまい。

私はこちらの教会 --カトリック、バプテストとユナイティングチャーチ(Uniting Church)、 これは長老派、組合派とメソジストの合同教会--を幾つか訪れたが、 気付いたことはミサや礼拝で教会が空いている --満員の2割入れば多い方と言える--し、 どこも若い人が少ないことだ。 今日言ったスコッツ教会 --アデレード大学の向かいにある-- ではほとんどが老人である。 中には礼拝に子供のコーナーもあったりして、 礼拝の時間が必要以上に長くなる教会もあった。 子供と言っても幼稚園児までで小学生はまず見なかった。 普通の教会なら礼拝とは別に子供のために日曜学校を開くことを考えると、 小さな子供を礼拝で特別に扱うのは、 彼らを可愛がる年寄を教会に招くためと思われる。 流刑地から始まった他の州と違い、 アデレードは自由移民やルター派の多いバロッサのように 信仰の自由を求めて来た人達によって築かれた街で、 そのため教会の数は多いのだけど、 実際に通う人は少ないのだ。 教会で見かける若い人の多くは留学生。 老いも若いも教会へ行くため日曜朝の道路が慌ただしかった南アフリカが恋しい…

その後中華街の「水餃店」へ行き、 2、3日前から食べてみたいと思っていた坦々麺を注文。 可愛らしい女の子の店員に「辛いですよ」と言われ、 「辛いのは好きです」と答える。 茹でた細いうどんに刻んだ胡瓜と味噌と挽肉の入った辛いたれがかかっている。 日本では汁そばであるが、 これは陳建民が日本人の嗜好に合わせるためそう代えたらしい。 ともかく、これは本当に辛かった。 たれを見たら刻んだ唐辛子とその種がひしめいていると言ったら どれだけ辛いか誰もが想像できるだろう。 でも、私にはおいしかった。 急いで食べてむせず、 後に豊かな香辛料のためトイレで苦しむリスクを気にしなければ、 本当にこの料理を楽しめる。 頻繁にとは言えないけど。

夕方近くの酒屋で ポイントを貯めて得た商品券1枚をエヴァン・ウィリアムズ (バーボン) 7年と交換。 売り値は約33ドル。 日本では15ドルくらいというのに。 安いと巷が飲んだくれで溢れるから税金をいっぱい掛けるのだろう。 オージーの本性がウィスキー1本からでも推測できる。

「ノルウェーの森」を11ページ読む。 英語のページが日に日にたくさん読めるようになるといいな。


ハッピーパイパー
前の日記次の日記目次 古い日記(2000年9月〜2006年12月)の目次メールホーム