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今日はいつものかなり年上の仲間たちとイモ汁の会。 昨年秋、一日限りの茶屋に続く小さなイベントです。
静岡県の中・西部では自然薯のとろろ汁は秋冬の定番。 とろろ汁を囲んで飲んだりすることも多いようです。 そして、地域や家庭によってちょっとずつ味も違います。 今回は出汁や味付けを変えた5種類のとろろ汁を作り、 食べ比べをするというイベント。 小さなカフェの2階を借りて30人ほどが集まりました。
ちょうど、シエナに住んでいる友人Oちゃんが イタリア人のだんなさんと里帰り中で、 その友人が親子で日本に遊びに来るということだったので イモ擂りを体験してもらうのもおもしろいかな、と誘ってみました。
左:最初はぎこちなく擂り粉木を動かす初来日のLくん。鯖潰し中。 右:山芋をすり下ろすイタリアのマンマ。(Lくんの母)
イタリアには山芋はなく、ネバネバするイモって想像つかなかったとか。 でもすぐに馴染んでみんなの指導の下、楽しんでいました。 あったかい白いご飯にネギの小口切りをのせたら とろろ汁をたっぷりかけ、ズルズルとかき込みます。 イタリアメンバーもきちんと5種類を味見し、 どれが美味しかったかアンケートに答えていました。
とろろ汁作りはかなりの力がいるので、男性の仕事。 普通は一家の主がやるものなので、 それぞれの家のこだわりが見られておもしろかったなぁ。
出来上がったとろろ汁(椎茸出汁醤油ベース)と ムカゴ(山芋の赤ちゃん)、タクワン、大根の柚子漬け、山芋の浅漬け。
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