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2006年01月14日(土)
イモ汁の会

今日はいつものかなり年上の仲間たちとイモ汁の会。
昨年秋、一日限りの茶屋に続く小さなイベントです。

静岡県の中・西部では自然薯のとろろ汁は秋冬の定番。
とろろ汁を囲んで飲んだりすることも多いようです。
そして、地域や家庭によってちょっとずつ味も違います。
今回は出汁や味付けを変えた5種類のとろろ汁を作り、
食べ比べをするというイベント。
小さなカフェの2階を借りて30人ほどが集まりました。

ちょうど、シエナに住んでいる友人Oちゃんが
イタリア人のだんなさんと里帰り中で、
その友人が親子で日本に遊びに来るということだったので
イモ擂りを体験してもらうのもおもしろいかな、と誘ってみました。


左:最初はぎこちなく擂り粉木を動かす初来日のLくん。鯖潰し中。
右:山芋をすり下ろすイタリアのマンマ。(Lくんの母)

イタリアには山芋はなく、ネバネバするイモって想像つかなかったとか。
でもすぐに馴染んでみんなの指導の下、楽しんでいました。
あったかい白いご飯にネギの小口切りをのせたら
とろろ汁をたっぷりかけ、ズルズルとかき込みます。
イタリアメンバーもきちんと5種類を味見し、
どれが美味しかったかアンケートに答えていました。

とろろ汁作りはかなりの力がいるので、男性の仕事。
普通は一家の主がやるものなので、
それぞれの家のこだわりが見られておもしろかったなぁ。



出来上がったとろろ汁(椎茸出汁醤油ベース)と
ムカゴ(山芋の赤ちゃん)、タクワン、大根の柚子漬け、山芋の浅漬け。