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2005年11月18日(金)
日坂藤文にて

東海道日坂宿の古い商家、藤文で行われた
“着物の着付けを楽しむ会”に友人と参加してきました。
みんなで着物を着たあと、お茶とお菓子をいただきながら
ちょっとした立ち居振る舞いのレクチャーを、という企画。



江戸末期に建てられた藤文は、見学や使用の申し込みがあった時だけ
開放されるので、すこし壁が傷んでいましたが
それ以外は状態もよく、細やかな細工もなかなかのもの。
立派な階段箪笥、登れなかったのが残念!



特に着付け教室に通ったわけではないけれど、
何十年も毎日着物を着ている、という先生の指導する
着付けはかなりゆったりしていて、こんなに緩くていいの?と
不安なほどでしたが、肩が凝らずとても楽でした。
たまに違う先生に習うのも勉強になります。
いろんな着方の中から自分に合った着付けを
見つけていけばいいんですよね。

今日のメンバーはおばさま方が多そうだったので
あまりシックな着物だと「あら地味ねぇ」口撃にあうと思い、
ちょっと若々しくしてみたつもり。


だいぶ前にリサイクル屋さんで買って寝かせておいた
パッと見、絞りに見える(見えない?)菊流水文の小紋。
帯はこの着物に合わせようと買ったアンティークの昼夜帯です。
黒の四分紐に竹蔵龍さんの帯留め“ブラックフラワー”。
帯揚げはいつもの短いスカーフです。(かなり使える色なので大活躍。)
半襟は手抜きで白なのに、足袋は別珍ってバランスが悪かったかも。

先生曰く、帯締めはもっと太い方が合うでしょう、とのことでしたが
たしかに丸ぐけなんかが似合いそうな帯です。