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2005年08月14日(日)
大人の水遊び

ビール好きの仲間たちと三島市の源兵衛川で水遊び。
富士の雪解け水が湧き出る三島には駅から歩いて5分ほどの街中にも
こんなせせらぎがたくさんあるんです。



木陰と水面の間をわたる風が涼しい、飛び石の遊歩道。
人と水をごく自然に近づけてしまう空間です。
さっそくジーンズの裾を折り上げ裸足で水の中へ。
子供の膝下ほどの水深なのでじゃぶじゃぶ歩けます。
楽寿園の小浜池が水源ですが、川のあちこちで冷たい水が湧き出していました。

川沿いの家から張り出しているのは“川端”と呼ばれる水汲み場。(下の写真、右)
昔は水汲みや洗い物など、生活に必要な水はここですべて間に合わせていたのだそう。
夏場には川端の杭に結びつけたフネに腐りやすい食べ物など入れておき、
天然の冷蔵庫として使っていたとか。


源兵衛川は今でこそ美しい清流ですが、産業活動の活発化により水辺の環境が悪化し、
ゴミだらけのドブ川となっていた時期もありました。
市民が行政や地元企業を巻きこんで活動し、8年かけて生き返ったのは10年ほど前のこと。
再生後もたえず注がれる市民の愛情により、この美しい流れは維持されているのです。

水辺で足を浸した後は、もっと街の中を歩く計画だったのですが、
水遊びに夢中になってしまい、気が付いたら1時間経過。
予定していた散策はできなかったけれど、よいルートでした。

 その後は当然、沼津のタップルームへ。
 こちらのビールも富士の湧き水(水道水!)を使って
 作られています。
 ここで合流したメンバーとマニアックな話も交えつつ、
 ビール話を肴に飲んでいたら、20時を過ぎていました。
 (お店に入ったのは15:30です・・)

 帰りの電車は、よ〜く眠れました。