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2005年05月03日(火)
藤田嗣治の猫

何度か渋滞にはまって大型連休気分を盛り上げつつ、
ビュフェ美術館へ行ってきました。

目的は藤田嗣治の「猫展」です。
自館所蔵の版画がメインの小さな企画展ですが、
水墨画や珍しい屏風、おなじみの自画像まで約30点。
しなやかで美しく奔放な猫たちの肉球の間の毛までを
じっくり眺めることができました。



日本では藤田の展覧会開催は著作権の問題で難しかったので
このようなチラシでさえもとても貴重に感じてしまいます。
数年前から画集が出版されたりと少しずつ状況が変わり、
2006年には東京国立近代美術館(他2館巡回)にて
藤田嗣治展も行われる予定なので、今から期待しています。

カタログがないのは残念ですが、藤田の猫にご興味のある方はこの本をぜひ。