雨の中、髪を切りに行ってきました。
これまで8年ほど同じ人にお願いしてきたのですが、
引っ越してきて見つけた、今のお店の方が気に入っています。
探したのは、落ち着けるこぢんまりとしたお店。
希望は若いスタッフがあまりたくさんいないこと。
できれば真っ白なインテリアや一階のガラス張りは避けたい・・。
今年の1月、お店を探して小さな路地を歩いていたら
コンクリートとガラスを組み合わせた飾り気のないビルをみつけました。
通りから入り口を隠すように建つ壁。
看板もなく、階段の奥に小さく店名が置かれるのみでしたが
見上げると3階はヘアサロンのような雰囲気。
思い切ってあがってみると、やはりそこはヘアサロンでした。
お店のカードをもらいながら中を見ましたが、
スタッフは男性が一人で椅子はふたつ。理想的な空間です。
それ以来通っているのですが、完全予約制で
アシスタントも使わず、すべて一人でやっているお店。
看板も目立たないし、宣伝もまったくしないので、
紹介で来るお客さんがほとんどだと聞きました。
そして、20年ほど前に建てられたという独特なビルは、
実は安藤忠雄氏の設計なんだそうです。
あ〜、だからひっそりと建っているのに目に留まったんだな、と納得。
そして使い勝手は・・、というお話にもやはり納得。(笑)
でも老朽化の進むこのビルで起こるトラブルに
真剣に対応しない大家さんの不誠実さに嫌気がさして
近々移転を考えているとのこと。う〜ん、残念。
新しいお店は車じゃないと行けない場所なので、
早くそこまで行けるように運転がんばらないと。
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髪を切った帰りに買った多肉植物。
ビアーホップという名前です。