世界お遍路 千夜一夜旅日記

2017年05月01日(月) 戸隠まで

昨日早朝、出発。長野着10時前。名古屋から来る松山の友人と10時過ぎに合流。昼過ぎに戸隠奥社入り口に。
雪が多くてまずびっくり。昨年の倍近い。お土産屋さんのおばさん曰く、4月になって積もったと。
何かおかしい。
でもまあ、雪は当然あると思ってきたのでいいのだが、奥社前のささやかに広場も雪に埋もれ、お清めのお水もまだ涸れていて。
お天気はすばらし。
でも、これがよかった。
本日は雨。
でも目的は早朝より中社で奉納される大々神樂。
泊まった宿坊で、小忌衣(おみごろも・・うったら、こういう変換がでた)というお袈裟みたいなのを借り受けてそれを掛けて参拝した。
6時半より神事。7時近くより10の神樂舞。たっぷり1時間。
ふしぎだったのは、神職さんが祝詞のあとに「オー」と発声、開扉されるとプーと勢いよく竜が飛び出してきて、拝殿から出そうな感じで。(もちろん見えるわけじゃありませんよ、私の心眼のようなものにうつったイメージです)私が、びっくり。
最後にまた祝詞で閉扉されるのだが、やっぱりオーと声がかかったら、竜さんはシュワシュワと波打ち際の波がひくようなに姿が変わって、また逆すい込まれて、外の滝(中社は本殿向かって右に滝があって、その前がパワースポット)まで出て行かれた。
これまたびっくり。
外は雨が降り出した。
お喜び雨だ。
いったん宿で朝食。
再度、10時過ぎに戻って、ここの独特のおみくじ拝受。神職さんが祝詞を唱えて引いて下さるもの。
この内容にびっくり。
「大吉」ではあるのだが、わるいことが一つもないすごい大吉。
怖い気持ちになった。
雨が降り続くので、うずら家でそばを食べて、バスで善光寺まで出た。
友人は、あと2つのお社をお参りしていないのだが、雨の中ではいい、次回があればそのときに、と。松山からの友人には寒すぎたようで。

善光寺で参拝。お土産を買って友人は息子さんの住む名古屋へ、私はのんびりと飯山線で帰宅。
いったんうちまで帰って、目薬さして、猫たちにご飯上げて、また外出。
それくらい気持ちのいい夜。
ぼつぼつと歩いて山葵に。
カウンターに、若いきれいな顔立ちの男の子。
私が、ママに「長野のお土産」と唐辛子味噌を渡したら、ほら、あんた、長野にいきな。
はあ?
いや、この子さ、佐渡に行こうか、長野に行こうか迷っているんだよ。
え?
聞けば、夕べ飲んでいて、地図にダーツしていて命中したのが長岡だったのだと。朝に上野を出て、長岡について何と大手大橋を歩いて渡って、スーパー銭湯に行ってとにかく町中をうろついたのだとか。
それで、明日は長野か佐渡か、とママに話していたとか。
あなた、この店、初めてなの?
はい・・・
ママ・・この子、上着も持ってきていなくて、寒いんだって。
??
そうなんですよ。
私・・失恋かなんかしたの、旅したことないの?
何でこの時期の長岡??長岡は、花火の時しか人が居ないの。
てな感じで、長野のことや戸隠のことを話して、明日は私が利用した6時39分発の電車で行くといい、妙高の景色がとてもきれいだし。まあ、長野に着くとお店が開いているし、なんか羽織る物が買える時間になるよ。(笑)あのさ、旅に出るときはウインドブレーカーの1枚くらい持って出るんだよと。
はい・・・
ママ・・・はやくホテル探しにいきな。
私・・・ホテル探したら、もうここはいいから寝なさいよ。そいで、またおいで、ふらりと入った店がここなんて、あんた、いい勘している、ここはおいしいもの出してくれるし。
はい。おいしかったです。また来ます、絶対に。
本当にきれいな顔立ちの男子で、南国系ハーフ、じゃないかな
とママと話していたが。
私は、ホストクラブのお兄さんが居るわ、珍しい。きれいな子だなと入ったとたんに思ったと。
なんてその子が出て行ってから、二人してしゃべっていた。
いや・・盛りだくさんな連休2日目でした。
のんびりほろ酔いで歩いて帰宅。
さて、お風呂入って寝ます。
本日もよい一日でした。


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