世界お遍路 千夜一夜旅日記

2017年01月29日(日) 根知男山

好奇心のせいか、ほぼ毎晩の5勺強のお酒の銘柄を変えるのが好き。
何しろ、長岡にも10以上の蔵元があるが、みんな個性があって違う。
これがおもしろくて。
しかし、このところというか昨秋から、ほぼ「純米酒 根知男山」である。
このお酒、何がいいかというと「穏やかで上品」
5勺酒に浪速屋製菓の柿の種10粒くらいが合うんだ。
柿の種は、浪速屋のがいちばんうまいし。
寝る前としては、ホントにいい感じなのだ。
先日、風邪っぽくてこの5勺を控えたら、寝付きがよくなかった(笑)
この根知男山、販売しているのは、というか私がよく行くとこで手に入るのは
原信川崎店である。ここは、インドの青鬼もあるのでお気に入り。
会社のホームページを見ると、吟醸もあるが、原信で売っているのは純米酒のみ。お値段的(グリーンの4合瓶で1240円だったかな)にも妥当で。

今日は晴れたし、これを買ったりしてきましたわ。
ちなみに根知男山は「合名会社渡辺商店」だったかが蔵元。糸魚川の山奥だ。
山奥って、酒つくりにはよい水のあるところで必須だと私は考えている。八海山だって、山奥だし。上善水如?とか緑川なんかも。
以下は、渡辺商店のホームページよりコピペ
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明治元年(1868年)に渡辺平十郎が現在地で酒造業を始める。第二次大戦時に陸軍で出征した4代目の渡辺清造を若くして失い、大きな痛手となったが、家族の奮闘でしのぎ、現在に至る。現代表の渡辺吉樹は6代目。
  平成13年(2001年)を最後に杜氏制度を廃止して、社員による酒造体制に移行する。平成15年度(2003年)から米作りに着手し、自社栽培による原料米生産を本格的に展開し、平成24年には農業生産法人(株)根知ライスファームを設立する。
  日本酒の本質的な価値は、原料米の生産から酒造りまで、酒蔵のある土地で手がけることにある。根知谷の水と米で日本酒を造り、根知谷とともに生きてゆく。それが私たちの生き方です。

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志があって何か、かっこいい。
それと根知谷ってどこにあるの?と調べたら、大糸線でした。
これ、いつか乗りたい路線だ。
春先がいいだろうと思うけど、いきたいな。
ちなみに「元祖浪速屋柿の種」、まさに元祖で創業者の今井なんとかさん?が考え出した形と聞いている。この方、発想が豊かで、今や雪国必需施設の消雪パイプも考えた方だったはず。
特許を取れば、という言う人も居たらしいが、これはみんなが自由に使えばいい、そうすることで雪国の暮らしが楽になると言ったとか。
柿の種の形だって、いまやみんな自由に使っているけど、実際は権利保持の手続きだってできたはず。
私、以前にこの今井さんの話を聞いて高い志と品性あるわ、と感心した。
かくあるべしだよね。
根知谷の根知男山、こちらも志もストーリーもあって好きだ。
バックグラウンドに品性や志があるものを口にする幸せをこの冬は味わいます。
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トランプ大統領、世界を混乱させているわ、IS並みに。
滞在資格のある人たちまで、空港で足止めとか、飛行機に乗れないとか。
あり得ない。
トランプとヒラリーどっちもどっちではあったけど、いやはや。
安倍総理大臣、こんなトランプであってもしっぽ振っていくの?
アメリカのポチであり続けるのかな・・・ああ、いやだ。


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