新潟でやっている新春美術展の最終日。 チケットが無駄になると、越後ワンディチケットで朝から出かけた。 まず、黒田国昭さんのガラス工芸展へ。光琳と東海道53次がテーマ。 実に実に、みごとな細工というか技術というか。 ガラス工芸というと、エミールガレが有名だが、凌駕している、といってもいいだろう。 琳派をモチーフにした作品群は、秀吉が生きていたら手をたたいて喜びそうで、千利休なら、眉をしかめるだろうが・・、技術はみごととほめても。 キラキラで、ウツクシ。 53次は、これってオタク的作品群よね。 だって、版画をガラスアートで再現って、オタク以外の何ものでもないでしょ。 完成度は高し。 宮崎に工房があるのだそうな。 東国原知事がメッセージを寄せていた。
お次は、伊勢丹のピカソ展。 箱根の彫刻の森美術館のコレクションだけど、あそこは、お皿とかが多いんだよね。見たことあるから、知ってはいたし、そう期待はしていなかったが・・・・ 私が好きなのは、絵画、なんだよ、ピカソの。 数枚あったけど、物足りない。 逆に、パリのピカソ美術館が見たくなってしまった。 あそこが一番だ。 あと、スペインのマドリのゲルニカが見たい。かな。 半端にピカソを見ると、ピカソ大好き人間としては、ヨーロッパが恋しくなってしまうのだわ・・・・しょぼん。 なんて思っていたら、母から携帯に電話。 なんと、末弟が昨夜から、すごい下痢でとまらぬらしい。 通所している施設で同じような人が数人いるんだとか。 そりゃ、ノロだよ、ソッコウ病院だ、抗生剤だ。 と電話でわめいていたら、下の弟がかわって、「オレが行くよ」といってくれやれやれ。 通所施設と同じ系統の病院に連れていって2時間の点滴でなんとか納まっているみたい。 夕方いって、お風呂に入れてきたが、やっぱり施設から電話があって、ノロウイルスです、しばらく施設を閉鎖しますということらしい。 ありがちなことではあるが、つくづくと末弟は弱いなあ。
今日は晴れた。 くもりの予報だったはずだが。 あしたからまた雪。 外は凍みている。
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