世界お遍路 千夜一夜旅日記

2008年01月15日(火) ピカソとガラス工芸

新潟でやっている新春美術展の最終日。
チケットが無駄になると、越後ワンディチケットで朝から出かけた。
まず、黒田国昭さんのガラス工芸展へ。光琳と東海道53次がテーマ。
実に実に、みごとな細工というか技術というか。
ガラス工芸というと、エミールガレが有名だが、凌駕している、といってもいいだろう。
琳派をモチーフにした作品群は、秀吉が生きていたら手をたたいて喜びそうで、千利休なら、眉をしかめるだろうが・・、技術はみごととほめても。
キラキラで、ウツクシ。
53次は、これってオタク的作品群よね。
だって、版画をガラスアートで再現って、オタク以外の何ものでもないでしょ。
完成度は高し。
宮崎に工房があるのだそうな。
東国原知事がメッセージを寄せていた。

お次は、伊勢丹のピカソ展。
箱根の彫刻の森美術館のコレクションだけど、あそこは、お皿とかが多いんだよね。見たことあるから、知ってはいたし、そう期待はしていなかったが・・・・
私が好きなのは、絵画、なんだよ、ピカソの。
数枚あったけど、物足りない。
逆に、パリのピカソ美術館が見たくなってしまった。
あそこが一番だ。
あと、スペインのマドリのゲルニカが見たい。かな。
半端にピカソを見ると、ピカソ大好き人間としては、ヨーロッパが恋しくなってしまうのだわ・・・・しょぼん。
なんて思っていたら、母から携帯に電話。
なんと、末弟が昨夜から、すごい下痢でとまらぬらしい。
通所している施設で同じような人が数人いるんだとか。
そりゃ、ノロだよ、ソッコウ病院だ、抗生剤だ。
と電話でわめいていたら、下の弟がかわって、「オレが行くよ」といってくれやれやれ。
通所施設と同じ系統の病院に連れていって2時間の点滴でなんとか納まっているみたい。
夕方いって、お風呂に入れてきたが、やっぱり施設から電話があって、ノロウイルスです、しばらく施設を閉鎖しますということらしい。
ありがちなことではあるが、つくづくと末弟は弱いなあ。

今日は晴れた。
くもりの予報だったはずだが。
あしたからまた雪。
外は凍みている。


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