世界お遍路 千夜一夜旅日記

2008年01月04日(金) 弥彦神社参拝

8時18分の快速に乗ろうとして、玄関のカギまでかけて、3階のガスストーブのことが気になって、戻り。消えていたんだけど、おかげでタッチの差で電車を逃した、ッタク。
ですべての予定が遅れて、神社でのご祈祷の時間も長くて新潟着が3時近い時間だった。
やれやれ。
しかしよいお天気にめぐまれ、弥彦神社のご祈祷は丁寧で心が入っていたし、よかったとしよう。
それとびっくりは、ご祈祷御殿が、床暖房付きのすこぶるつきの快適さ。
昨年、すべてが凍りつくようなお諏訪様のほとんど外といってもいい御殿でのご祈祷と好対照。
あれもよかったが、これまたよし、かな。
多分一回、6,70の人がはいるのに、みなさんが玉串奉てんをするのがすごい。
それと、何と2礼4拍手1礼で、出雲系なんだ。
もっとも、ロケーション的に、出雲そっくりなんで逆になっとくしたが。
今日はお神籤小吉。

新潟三越で石山寺と紫式部展を見て、弟の誕生日にあげる深緑色(グリーンは今年のラッキーカラー)の犬がついたけっこうお高い財布を買って帰ってきた。
紫式部の肖像画を描いた一人に、森寛齋がいた。
この人は、76番のカリテイボさまの絵を描いた方だ。
確か、瀬戸内の大島出身であったような?いや、彼が疎開していて描いた絵が神社にあるんだっけ?確か宮本常一氏の本にでてくるのだ。
端正な紫式部で、品があった。
あと土佐派の源氏物語屏風の1枚。「源氏物語って覗き文学だなあ」と感じてウフフだった。
源氏は、若紫はじめとして、みんな覗きで「この女性」っていう感じで目を付けているもん。ハハ、要するにストーカー。
絵になるとそれがよくわかる。
そういう斜めの見方するのが楽しい。
あと、お大師さま像があったんだけど、座っておられるところが椅子ではなくて、床机のようなところで、僧衣もきちんとつけておられる。だいたい、胸のはだけたいわゆるフンゾウエってヤツなんだけど、妙にこぎれいなお大師さんだった。
こういうの初めて。

末弟はあしたディサービスで初詣なんで、お風呂に入れてきれいにして参拝させたいとおもって、実家へお風呂介助。
その後、「さて桂温泉」といったら、すぐ下の弟が「おれも連れていってくれ」というので、「いいよ」と。
このところ、スキー場が始まったので勤務疲れみたい。
私が回数券を持っているからあげるといったら、びっくりしていた。
で、帰りに、「おれも回数券買った、来る」と。
こんどが私がびっくりした。
曰く、麻生の湯よりいい。
麻生の湯は塩湯なんで、あがってからベタベタするんで、あれがいやだ、という。
好きずきだろう。多分それが好きという人もいるし。
それにしても、車で10分足らずのところに、長岡でも指折りの名湯が2つもあるというのは利用しない手はない。

新潟はまったく雪なし。
長岡の雪も少なくなった。
今日は星がきれい、あしたは凍りつきそうだ。


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