世界お遍路 千夜一夜旅日記

2007年12月06日(木) 仁木さんちの正しい蜜柑

徳島は小松島のみその農園から、お待ちかねのおみかんが届いた。
10月にはや注文予約が来ていて(出荷量が多くない)、12月に入ったらすぐ、と書いておいたので待ち遠しかったのだ。
やっぱり、自然農法無農薬の味は正しい。
気持ち悪いほど甘からず、程良い酸味、しっかりとお日さまにあたって、仁木さんに愛情をかけられた、という味がする。
川崎の親戚や、大家さん、実家家族や義妹の実家の人たちに「昔の蜜柑の味だ、おいしい、自然の味だ」と好評なのだ。
仁木さんとは徳島の今関さん経由の知人、徳島にいた1年で親しくなった。
近くだったらたまごを買いにいったり、お菓子を買いにいったりしているだろうとおもう。
たまごもとってもおいしいのだ。
それで作るお菓子がまずかろうはずがない。
(仁木さんは、調理師さん)
とまあ、
ミカンを買わずに待っていたのでうれしいもへじでありました。
思うのだが、ミシュランの三ツ星なんてものより、こういう正しく愛をかけられた産物をどれだけ口にできるか、が人間の贅沢であるように思うが。
母が精魂込めて作った野菜もしかり、である。

今日は少し日がさした。
その差し方がアイスランドや北欧を思い出させる。
ああ、どっかいきたいねえ。


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