山は毎日、うちの窓から見ているんだけど・・時々、むしょうに山の香りがなつかしくなる。 で、朝8時半過ぎに、たまには公休日ということで、高龍神社へお参りして、奥の院へ。 地震で崩れ果てた蓬平温泉(今は復興してがんばっていますが)の守り神さんでワタシ的は、パワーポイントだと感知しているので時々行きたくなる。 車から下りると、周囲からムッとする山の香、花のにおい、コケのにおい・・などなど。わたしにとってはうれしくなる気配であった。四月に母と来たときはまだ春浅しだったが、今やすっかり初夏。 お参りの後に、ベンチでんびりと本を読んでから、母が教えてくれたお不動様へお参りしてから奥の院へ。 この道がすごい。 なんと途中から未舗装のダートで。 棚田や山畑、養鯉池に行く道を20分ばかりも走って到着。 そこは工事中とかで、トンネル掘りをしていたのがこれまたびっくり。 奥の院の位置は、地震で前の場所が落ちて前進してきたと聞くが、再建されたものは、自衛隊が使用して雪が自然に落ちるというのでこの地域でも車庫などによくつわれている丸い波形屋根の建物で、風情なんて物は何もないが。しかし、新しくて、お参りされている人たちの熱意が感じられるものであった。 途中の棚田には地震によって放置されたという感じのところが目立つ。 それと、あちこち修理されたばかりで赤い土の露呈が痛々しい・・・これがみどりにおおわれるまでまだまだ時間がかかるだろう。 途中の養鯉池のほとりで止まって、緑の鑑賞。 静かだった。 自然が少し充電された私の半休日。
午後からすごい雷。
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