世界お遍路 千夜一夜旅日記

2007年02月10日(土) 元気がでない・・1日

雨で暗い日。
なんだか、元気がでない。
まあ、土曜は基本的に本読み日だからと「のめしこき」(越後弁で怠け者のこと)をきめこんだ。
で、
「とべとべ、トキ」
 子ども絵本。
 発情期のトキが、首筋から黒い体液をだしてそれを体に塗りつけて、黒トキとなって子育てをするというのは興味深かった。
 樹上だと、黒いと目立たない。

「山古志のまりと三匹の子犬たち」
 地震当日に子犬を産んだまりの物語。評判になった本だ。
 結構感動モノ。心ウルウルしました。
 まりは、賢い犬だ。
 地震当日は、子どもを守り、タンスの下敷きになった、じいちゃんをなめて一晩 中励まして、じいちゃんに生きる元気を取り戻させたんだからすごい。
 要介護のじいちゃんは、脱出をあきらめかけたんだけど、まりの励ましのおかげ で自力でタンスをのけて脱出した。
 子ども時、犬もネコも、ヤギも飼った。大人になってからは小鳥やウサギも飼っ た。今は金魚だ。
 金魚もかわいいよ。わたしが帰ると、よってくるもん。
 でもやっぱり、犬だね。
 できたら、飼い主に放棄された犬をかってあげたいけれど・・・ここは生きもの 禁止。

「雪国植物園の植物」
 雪国植物園は、信濃川西の丘陵地帯の里山につくられた広大な植物園。時々市政便りで、ボランティアを募集しているし、、わたしの子どもの頃にはなかったところだし、歴史が気になっていて、本を借りてきた。
「この植物園は西部丘陵地帯に大植物園を造ろうという構想を支援する「平成令終会」によって活動がはじまり、昭和59年から、延べ3000人の市民ボランティアが参加して造成されました。雪国の里山をそっくり利用し、高山植物、外来植物、園芸植物を一切入れず、自然植生を大事に造られています。」
ということ。
令終会というのは、長岡独自のロータリークラブのようなもんで、「私財を善なる目的に使用すべし」という地元企業家の精神で大正期にはじまった運動。
悠久山公園、大正期の令終会が募金を募って10万円(数十億円)で造成されたのだ、と言うことは私は知っていたが。要するにその精神を引き継いでつくられたのは雪国植物園。
なんかいい感じだね。
今度行こう。

「山古志に帰りたい」
新潟日報社がだした山古志の人たちがその日のことた体験をつづった本。
一人づつ、顔写真が載っているのだが、みんないい顔付きだ。
そして、感謝のことばが縷々とつづられているのが印象的だ。
改めて、たいへんなだったのだと、納得できた。

「秋山郷地質案内」
これを開いて、読んでいるうちに寝てしまいました。

今やっと、少し元気がでて、掃除してます、ホントはこれをしていつもは読書なんですけどね。
ヤレヤレ、もう少しガンバロ。


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