2007年01月06日(土) |
お弥彦さまと日本画展 |
雨で薄暗い。寒い雨だ。 めげずにうちを10時半過ぎに出て電車にて弥彦神社へ。 越後一の宮、初詣。 さすがに初詣のピークは過ぎていたが、にぎやかだった。 かえり、高速バスで新潟に出ようと探すも、神社前バス停を始めとしていくつかの近隣のバス停は休止。初詣の混雑を避けてのことだろうが・・ついに13:30分のバスをはずしてしまった。 まあ、もっと神社のそばにおれという神意だと思って、さらにもうこれは電車しかないなと言うことで、駅へ。 駅そばのお店で昼定食。 煮魚、ご飯・みそ汁に小皿が2皿ついて500円。で、煮魚がおいしいのだ。 さらに女将さんがおしゃべりで新潟弁丸出しで話してくれてしばし地震の話やら、昨今の世相、ここにのみに来るお客さん(基本は居酒屋・・晩酌セット750円・これも安い)の話題で世間話。 「なんだか、旅しているなあ」の感慨なり。 はい、ありがとう。 新潟着4時半近い。 駅そばの伊勢丹からはじめて、三越、大和と3デパート美術展セット券で、見た。 伊勢丹のものは、富山水墨画美術館のものとかで、入り口にあった富岡鉄斎2点と横山大観の滝図4点が結構でございました。わたしの好きな小川芋銭も2点あったし。 三越は新潟出身の土田麦遷、横山操展というふうに書いてあったが、麦遷は小品のみ。 もともとわたしが日本画ってけっこうすごいじゃんと思った最初は、大学時代、博物館学芸員資格を取るために琵琶湖文化館へ実習にいったとき見た麦遷の大作だったからもう少し見たかったが。 今となってはそう驚かないのだが、当時は、丸く周囲を黒く塗る(それもすごく微妙な黒で)ことで、おぼろ月夜を表現する、白梅を表現するという技法に感心したのであった。 横山操は、越後10景がすばらしかった。これは来たかい、見たかいがあった。 日本画って、生演奏みたいなもんだと思う。 墨色の微妙さをみるには絵はがきや画集ではダメだ。 でいて、西洋画のような鑑賞する側にある種の緊張感を強いない日本画は見ていてゆるむ。 大和は、梅をテーマにした作品展。 梅は、奈良期に中国から渡来した木で、当時は梅をテーマに詩を詠むとかあそぶとか、絵を書くのはオシャレだったはずという解説に「ガッテン・ガッテン」だった。 大和でまあ正月だしお財布を買って帰ってきた。 今持っている黄色の財布は、かなり前横浜のバック屋イノウエ(わたしの好きな店だった)のバーゲンの時にかった蛇皮だが、汚れたし、これを持ってから入るより出る方が多くなった気がしているしねえ・・この際気分一新、運気好転ということで。 色は、明るいベージュに微妙にパールのようなコーテングがしてあるもの。 バックの中やザックの中は暗いし黒いので、白っぽいものでないと探すときに探しにくいので、財布は明るい色がわたしの基本だ。 デパートの財布売場では、光り物は流行りのようだった。 帰って、ビールを飲んでテレビを見ていたら深夜となりました。
荒れている。 マジに雪かも。
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