昨夜は、たまちゃんのお宅に泊めていただいて、今朝、あずかっていただいていた植木類や石の胎内にお納めするみなさんのお写経や行者さんお札をもって、たまちゃんとたまちゃんお父さんと共に現地に行った。 朝から、徳島から大窪寺付近は雪。なごり雪だ。 9時過ぎ地現地に着くと、やはり、晴れ雪。 お日様が輝いているのに、時折、黒雲が湧いて、雪が来る。 クレーンで石を釣り上げて、できている土台に接着する。 くりぬいた胎内に、お写経を納めて、本格的に石が立つときもっとも激しく雪が降ったが、例のごとく、作業ができないほどの激しさではなくて無事に作業完了。 終わったら、天気は回復して、青空の日本晴れ。 ああ・・・・よかった。 石屋さんは、多弁系ではないのだが「絶対に喜んでいただけると思います」 と、最近の電話では自信を持っていわれていたが、さもありなん。 すばらしい存在感でできあがった。 庵治の2メートル近い1本石、それに文字を刻み、お地蔵さんを刻んだ。 庵治特有の、外側は地味に赤茶けてふつうだが、いったん掘り抜くと、青白い御影がでてくる意外さと美しさ。 それが存分に生きている。 石好きとしてはうれしい限り。 「たんに文字をきざむだけにしようか、と思ったんですが、それではこれだけ目地の細かい庵治の最高品なのにもったいないと思ってね」 とは石屋さんの言葉だ。 ホントに、そう。 それと、なにより1本の自然石なので周囲の風景と解け合って美しい。 けっこう「絵」になっているのだ。 たまちゃんのお父さん曰く「そのうち、遍路の本に紹介されますわ」 そうかも。それくらい、風情と存在感あり。 これだけのために来ていただく方に、これならば、これだけ見に(拝みに)来ていただく価値あり、と。
碑の向かって右に吉野桜。左にはたまちゃんの好きなピンク色がかわいい「桜桃」(たまちゃんが、これいい、といったのでお父さんが寄進して下さった) そばの法面に、梅、沈丁花、山茶花。 桜以外は、ちいさいながらも花を付けているせいだろうか、これだけ植えただけで場が変わった。
終了後、石屋さんとT石材さんへ。 2年前に亡くなられたここの社長さんが、98年からずっと、この碑建立のことを心配していて下さったのだ。 で、この社長さんと師と弟のように可愛がって教えていただいたという石屋さんにお願いしてお仏前に「おかげさまをもちまして、Tさんとご縁深かったO石材さんに今回のお仕事をやっていただきました」と、ご報告に。 これまた、肩の荷が下りた。 ところで、伺う前に石屋さんが「丁場にいってみますか」と、ふつうは入れない庵治石の石切場につれていって下さった。 「こうやってみるといかにあそこに建てたような細長い1本の庵治石を見つけるのが難しいか、見つかったのが奇跡のようなことなのか分かるでしょう」 確かに、そう思った。 まるまっちいのはあるんだよね。 細長系で2m、ない。
帰ってきて、八幡さんへ報告とお礼参り。 へんろみちのTさんへご報告。 などなど・・・・ 今日は、まだ風邪治りきっておらんが、「みなさん、ありがとう!!!!」と叫びつつ、ワインなどで乾杯だ。
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