世界お遍路 千夜一夜旅日記

2004年10月20日(水) 離職完了、台風来襲

今日は、休みに出た振り替え休になっていたが、「さよなら」もいわねばならぬし、最後の校正の一部が心配な面があったし。完璧に休むわけにも行かずに荷物整理やらで台風の雨風をついて行った。
カメラマンくんは、薬が合って調子がよくて朝が快調。この頃は定時に来るのでヤレヤレ。心配が1つ減って辞められる。
朝イチである方から「ご苦労様でした」の電報とお花をいただいて、涙が出てしまったね、うれしくて。ありがとうございました。私もこんな気遣いのできる人になりたいと思う、修行だねえ。
社長くんは、体調不良とかで休!!と電話。
その後広島本社からはお花とか電話をいただいて、60代の副社長さんとは「またお会いすることがあったら、よろしく」なんて、和やかに大人のご挨拶ができたが、徳島に来ている?らしい彼が姿なしとは・・・ほおーーーとビックリ。(もしかして、彼、小心のところがあるし・・用心深いと言い直すかな 笑、超大型台風が恐い??すごい風だったから・・55号で飛びそうだったし)
12時すぎ、すべてを完了してタクシーを呼んで、カメラマンくんとはとりあえず「広島に行く前にもう一度、ご飯でも食べようね。それから、最終の稿が印刷からあがってきたら、それだけは見に来るから電話頂戴よ」とお別れ。
カメラマンは朝から不機嫌そうだったが(私はいなくなるからさびしい??イヤ、静かになっていいと思っているかも 苦笑)、そのときは哀愁系の笑顔になってうなずいた。これまたヤレヤレ。
身体気をつけてよ、ご飯食べるんだよって、毎度おなじみの合言葉で失礼した。
以上、離職実況中継でした。
夕方、たまちゃんご家族からも、電話をいただいた。
ありがとう、たまちゃん アイしてるよ!!

帰ってきて、私が何をしたかというと、まずは窓のシャッター下ろし、すごい風で、なんか飛んで来たらヤバイ・・感じだったし、ご近所はそうしていたからマネをしないとなと思ったし。すぐ近くでは、川があふれて道が通れなくなっているらしくて消防自動車がずっといた。
考えてみれば、私は「超」がつく大型台風の時はいつも、熊野とか、今治、伊勢などの「出先」にいて、徳島の家で台風を味わったことがなかったわ。
イヤ、すごいことだとよく分かりました。
さてランチタイム
讃岐うどんを、一束場ゆでて、釜揚げ状態でチュルチュル・・うっまい。
でなんと一束食べてしまった。(2人分だぜ、我ながら豚のような食欲だ)
シャッターを閉めたので、穴蔵のようになった家の中、TVをつけてトカゲくんの暴れぶりを実況中継で見ながら、読書
「ファスト風土化する日本」
9月に来た友人が置いていってくれたものだ。

私も漠然とそうかなと感じていたことを文章にしてある本だった。
要約すると
地方に今や「長閑」はない。
固有の地域性が消滅し、大型ショッピングセンター、コンビニ、ファミレス、カラオケボックス、パチンコ店が立ち並ぶ。まさに渋谷や新宿にあるものが国道沿いにすべて並ぶ。この全国一律の大衆消費社会を本の著者は「ファスト風土」と呼ぶ。
この新しい「風土」が、昔からのコミュニティや街並み崩壊させ、生活や家族、人間観を変質させ。心までも変えたのではないか。
それが昨今突如静かな田舎で凶悪犯罪が起きる元になっているのではないか。
犯罪現場をフィールドワークしながらレポートしているわけだ。
神戸の酒鬼薔薇の事件現場にはわたしも行った。
だから、そこに書かれていることはよく納得できた。
また、前述したようなことは私もモヤモヤと感じていたことで、突きつけられたかんじだ。

しかし、読破とはならずに、半分ほど読んだところでのうのうとお昼寝もしてしまった。
やはり、外が見えないと、気分は「夜」になりますねえ。(笑)

明日は「極楽!!温泉」のはずだったんだけど、温泉のある池田町は吉野川があふれるとかいって、あちこちで避難勧告だ。
いけるわけないよね。
室戸、足摺、宇和島、大洲、遍路道沿い・・・見たことのある景色の中でお年寄りが沢山亡くなっている。
もしかしたら、その中に私が歩いているときに挨拶したり声をかけていただいたりしている方がおられるかもと思うとご冥福を祈らずにはいられない。

さあ、明日からどう時間を使うかな?
自由になった解放感が文句なくうれしい。
ANAのマイレイージがタイに行くくらいは溜まっているし、免許を取ったら一気にカンボジアあたりに行って来るかなんてことを妄想してしまう私、「さすらい系トラベラー病」に罹患している。










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