世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年10月26日(日) オランダ紀行

オランダ紀行・・司馬遼太郎の本である。
「街道を行く」シリーズの一冊だ。
読了。
とてもおもしろかった。
文庫ですごく分厚い。
大作。
思ったのは、要するに司馬遼太郎氏が晩年に小説を書かなくなったのは、マアこれだけ「街道を行く」にエッセーとしてネタを書ききったら、小説は書けないだろうな、ということ。
というか、小説は、想像力と共に体力のいる仕事(イメージのなかで登場人物を動かさねばならない)だから、その肝心の「体力」が無くなったということなのだろうと。で、「街道を行く」にエッセーとしてこれだけ渾身で書いてしまわざるを得なかった。
「街道を行く」のシリーズをどれを読んでもあんまりはずれがない。
おもしろい。
なるほど、そりゃそうだね、司馬遼太郎が小説ネタを書いているんだから、というのが今回わかった。

いい天気、午前は買い物やら掃除・洗濯をしたが、午後はひたすら読書。
駅前であしなが育英会の子どもたちが、募金活動をしていた。
少々喜捨。
すごく小さい子もいて、複雑な気持ちになった。
自死者3万人のよる経済損失の試算がでていて確か兆のつく金額。
こういった試算ができないところに残された家族の心の傷がある・・・


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