世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年08月26日(火) ゴッホにご挨拶

今日もいい天気だ.
オランダでは、カラ天気で困っているようだ.
で、一時は海の水を運河に入れてお百姓さんからひんしゅくを買ったらしい.

今日はミエコサンの甥っ子コウジくんとゴッホ美術館に行った.ゴッホさんにご挨拶だ.毎度おなじみながら、混んでいる.それで、毎度おなじみの絵に会う.
入り口付近にある、「ジャガイモを食う人々」そして、南フランスで描いた「収穫」「黄色い家」晩年オランダにもどってかいた「雪に覆われた大地」「光」
特に、この絵は好きだ.長いオランダの冬だろう.余り広くない部屋でわかい夫婦の夫は何かを作り、妻は裁縫をしている。その先に赤ん坊が眠るゆりかごがあり、隅っこには猫もいる…そんな平和な光景を描いている.右天上につるされた明かりが黄色い光をそんな部屋全体になげかけて、暖かく照らしている…
いつも不思議だと思うのは、かの有名なひまわり、ちっとも上手じゃないけれど、ひかれる.やっぱり思わず立ち止まる.どこを切ってもゴッホと感心する.

一時間半余りでひととおり見終わってコウジくんとの待ち合わせ場所に行く.
「おれは糸杉が見たかった」
「そういえば、ここで見たことはないけど、一度だったか見たなあ…巡回かクロラーミューラ−かも」
ゴッホ美術館というと、アムスのここしか知らない人もいるがもう一つ郊外の不便なところにでかい奴があるのだ.
私一度行ったことがある.そこで見たのかもしれない.
「帰る前に、レンブラントの夜警とフェルメールだけでも見なさいよ」
と、彼を国立美術館前に連れていって、わたしはクリエイテブツアーヘエアチケットを取りに行く.
で、途中、路上アーチストが馬頭琴で「ホーミー」をやっているのにひっかかってききいってしまい「もう一度ホーミーやって」とリクエストまでしてしまい。更には、15ユーロでCDを買ってしまった.
いや、できれば、モンゴルの草原で聞きたかったもんだわい.

夜は、帰る前のコウジくんコンセルトヘボーにご招待.
プログラムはショスタコビッチ、チャイコフススキー、ストラビンスキー。
コンセルトヘボーの素晴らしい残響効果がすごくいかされるプロだった.
ショスタコビッチを、オナマで聞くのは初めて.おお現代音楽だな、とけっこう当たり前の感想を持ってしまった.
コウジクンは、これが一番良かったらしい.

帰ってきて、ビールを飲みながらはがきを書いて、ミエコサンとおしゃべり.
長い1日でした.


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