世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年01月19日(日) ミステリーツアー イン 天川

さすがに天川は、「壷中天あり」(壷の中から天を見るような・・)といわれたとかいうところ。まあ、鍋の底にいると思えばよし(でも、この鍋の底感て安らぐ)、であるが、携帯がつながらぬ。というよりとても不安定、3本立つかと思えば圏外に、とめまぐるしい。
というわけで、今はつながらない状態(夜になったら悪い)なので、ワードに日記を書いている。
さっき、民宿の70代のおじちゃんにPc貸してもらったときにすればよかったんだけど、自分がする前に村のパソコン講座で、PCを習っているおっちゃんに使い方をあれこれ教えていたら、それどころじゃなかった。XP(Dellでした)でつかいよかったんだけど、おっちゃん、こしひけ気味。壊れないって、とお教えしましたが。おっちゃんはご詠歌の先生なので、お遍路も車で2回目だし、四国のページ(くしまさんのHPも、ここはいろいろなお遍路のHPがあるからね、と教えて)や、そばの天川神社のHP、天川村のHP、奈良県HP等々、お気に入りにばしばしと入れておいた。
お客私だけだから、おっちゃんもお暇なのである。
おっちゃん、メールちょうだいというので、よし、おっちゃん、私の日記ページをお気に入りにいれとくから、この日記の下のメールからだったら出せるからね、くれたらお返事するからと。おっちゃん、「あんたは、遊びのように楽しげにやっとるけどな、わしは大変や、一緒に習とったワシの年のものは全滅や、ワシともう一人のこっとるだけや、パソコン講習会」。よっしゃ、おっちゃん、えらい。がんばろね。お友だちのsakurannkoさんが一年にメール1000通で、上手になったという話をして、おっちゃん、一日メール3通よ、と励ました。
と、ここは、民宿びわ・・天川神社の裏手、十数年前に泊まったお宿であります、寒い、雪あり。
「びわ」は、むかしここに「びわいけ」という池があったから、というはなしだが・・

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今日は姫路発7時、大阪、天王寺、南大阪線と乗り換えて天川弁財天社着11時30分。バスは途中から乗客私一人、である。なぜか、よくあるパターン。(出雲のバスでも)運転手と世間話で着いた。
すぐに荷物をびわに置きに行き、お参りへ。
寒いので風が抜ける神楽殿と拝殿の間にまくが張ってある。
深閑としている。
いいなあ。
ここには気のスポットがあるのだがそこは健在。
まあ、山の気(大峰の)が出てきているのだから山がある限り枯れることはないのだろう、たぶん・・・
お参りをして、御朱印をいただく前にトイレに行った。
す、すばらしいお手洗いだ!!
トイレの入り口はタッチするとドアが開く、きれいな水洗、手洗いの水道は自動だし、なんとそこの手の乾燥用の風が出る。これも自動。関空か、成田か、だ。
ここの手水のお水は名水で人が汲みに来るほどりっぱ。手水はよし、で、お手洗いもよし、だったら、これはもうまちがいなし。
手水とトイレがきれい、は宮司さんのお心映えである。(手水がきれい=神仏への心遣い トイレがきれい=参拝者への心遣い)
一気に、よし、ご祈祷もしていただこうと決めた。

どうやら、私が十数年前にお話ししたことのある宮司さんから代替わりをしたようで顔の似ている息子さん?かな。
よいご祈祷であった。
玉串奉献の後、最後に般若心経、で、私もお唱えさせていただいた。

次は、栃尾観音。
2,3キロだというので歩くといったら、バスの運転手さんもびわのお手伝いの女性も、宮司さんも少しびっくりしていたが、私にとっては2,3キロは散歩みたいなモノ、苦にはならない。
滅多に車のこない道をぼつぼつ歩いて、じきに着くという時に前から車。
とまって、おっちゃんが私の名前を呼ぶ。そうですが・・・・うちのお客さんやろ、乗り、送るわ、観音様まで。
こんなとこ、こんな時間あるいとる人は・・と不審に思うてうちに電話したら、うちのお客さんが観音様へ歩いていったというのんでな。
そうですか・・ありがとうございます、ということで・・おっちゃんと一緒に観音様へ。
地元の人に大事にされている円空の観音様、弁天さまなど4体、本当にいいお顔、見事であった。
座って、私はお経を読み出したらおっちゃんも唱和してくださった。
「あんたは、開経げから般若心経までそらでいえるて、なんか宗教しとんのか?ふつうはいわんで」
おお・・・ちょくな、大胆な質問。
宗教しとるよ、おっちゃんもはいらんか、いうたらどないすんのよ。
まあ、四国で88か寺で唱えているうちに自然、覚えたんです、特に宗教とかしてません。
と、お答えしましたが。
おっちゃん、ワシも車で2回目や、ぬくうなったら、またいきたいんやけど。
そこから、四国の話で話が弾んだ。
(で、夜にパソコンまで少々教えることになってしまったわけ・・です)

天の川温泉に送ってもらって、そこでお風呂に2回入ってビールで極楽タイム。
夜がくると、この村は本当に静かになる。
弁財天社にもう一度お参りしてから、宿へ。
温泉で、ビールを飲んでいたら、そばの男女中高年グループが歩き遍路の話で盛り上がっていた。
なんだか、お大師さんの近くまで戻ってきた感じがした。
ここ天川は、昔は行者さん修行の地。お大師さんも、空白の7年の時期、ここにおられたことがあったのではないか、という人もいるくらいだ。事実、高野のお山はここからそう遠くない。


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