世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年01月14日(火) ミステリーツアー イン 阿蘇

九州は、もっと老後の(後十年後くらい)楽しみとして取っておこうと思っていた。「禁足地」だったのだが、来てしまった。
合流の友人運転のレンタカーでまずは「幣立宮」さんへ。神社通おたく(こんなのあり?)の間で一度は訪ねたい神社として知られているところである。
熊本市内から車で2時間。
いい天気とよい道路のおかげで予定どうり着。
見上げるばかりの石段を登って、きりりとしたすがすがしい気配の神社へ。噂の通り気が強い。(でも、鉱石系じゃない)手水が本殿までに2カ所ある。
本殿の中ではすでに団体の参拝者が・・・・友人と二人で、ではとりあえずお参りを・・・と手を合わせる。
用意してきたコピーを見て「祝詞」を朗読。
裏にある東水宮社で、お水をいただく。今月4日の雪が残るほど冷たいのに、わき出しているお水が温かい。とても丸い感触の霊水である。
しばらくして戻ったら、ちょうど、拝殿の扉が開いていて宮司さんが出て見えられた。「あの正式参拝、いいですか」「はいどうぞ」ということで、昇殿。
「戦争が起きないようにお参りしたいんですけど・・心配というか、怖くて・・・起きたら、みんな不幸になります」と話したら、うなずかれてそのように祝詞をあげてくださった。
笑い顔がチャーミングな宮司さん(といっても、60代?)のお話で、雑魚の思いでも思うことが大事・・みんなが思えば変わる・・といった意味のことが印象的だった。そう、私は雑魚・・雑魚で、なにもできないのが困ったもんだ・・・からせめて神・仏にお願いでも・・と思っていたんだけど、そんな気持ちに雑魚の思いという言葉がうんうん・・・だった。
8月の例大祭には、3000人からのお参りがあるという神社だが信じられないくらいに静かで神々しかった。
ちなみにここは分水嶺。神社正面に出ている水は西に流れ、裏の東水宮社は東に流れ行くのだという。そうか、ここは水の気・・と納得。
しかしこういうところって、必ず観音様がおいでになりそうなんだけど、仏さまの気配がしない。
その後の天岩戸神社へ。道中の車の中で私は自分のすごいミスに気がついた。
そう、朱印をいただかなかったのだ。
玉置神社で昨年求めた朱印帳がバックの中に入っていたのに・・・。
「これって、またおいでってこと・・・」
まあ、宮司さんはまたきなさい、とおっしゃってくだすったが。
私たちの後に来たグループのおじさんが「ここはすごいで、またおいで」ともいってくだすったのだが・・。そうか、またくるか、なんて。でも遠いよねえ。
天岩戸の後、時間と競走しながら高千穂神社へ。
ここもすごい気配あり。
パワーあるよ、ってかんじの神社。
(そうだと思います)
祝詞を朗読。(あげるという感じじゃない)
高森町で車から落としてもらって、友人は熊本へ。おなごりおしやな。
私は近くにあった観光案内所で「阿蘇学講座」。(単にインフォにいたおばさんに話を聞いただけのことですが)
実は私は阿蘇山というお山があるもんだと思っていました。違うんですね。五つの山の集合体のお山なんですね。カルデラに囲まれたその中にある町が高森町だとか。その他もこの町の人たちがきれい、立派、と自慢するのが、根子岳。ホントに個性的な形の堂々としたお山である。私も好きだ。
駅で、明日の時間を確かめた後に宿に荷をおいて温泉館へ。
いろいろなお風呂があって、特に外のぬるーい、歩行浴というのが気に入って歩きながら根子岳を眺めていた。
夕方、刻々と色が移ろう山を眺めながら一時間、遊んでた。例のごとくあがりビール、う、うまか。
今回は禁酒の誓いは立ててきていないから。
血圧測定器があったので測った。
下62で上が105.脈博90・・・缶ビールと1時間のなが風呂の後のこの数値ってこれ、いいのかなあ。(ミッチー先生に聞かないと・・・)
6時のバスは私一人。
運転手さんと世間話をしながら帰った、宿の前でおろしてもらった。(バス停ではない、彼によるとこのへんはみんなうちの前で止めてやるよ、タクシーみたいなもんだ、とわらっていた)一人旅で拉致されねいか、とかいわれたが「私を? まさか、できないでしょう」(ハハハ)
静かな夜。
今日は、思わぬ友人ご同行で天岩戸神社から高千穂神社まで行けた。
ありがとうございました。
今日は、やや風はあったが、すこぶるつきで暖かかった。
よいお日和でした。
この地域の人はみんな、親切で明るい感じ。
ちなみに山を越えるとあのオウムの町として有名になった「波野村」である。
オウム、目の付け所がいいねえ。
この阿蘇周辺、地の気はいいよ。
阿蘇の麓の波野村や富士山の近くの富士宮といい、考えて(といっていいのかどうかとは思うが)土地選びをしている。と思ったことでした。
もう一つおまけ。私の直感ですけど、
高天原ってやっぱり九州じゃないかな。(奈良にもあるけど。)
このへん、ホントに神社に仏さまの気配がない。
 
明日ははやい、もうねようっと。
10時すぎたばかりだけど、窓の外は真っ暗、深閑としている。

 


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