えだまめ日記
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2002年03月09日(土) |
●みんな落語にうっとり |
えだまめの会#84は、三遊亭楽松さんの独演会。 今回、2部構成で企画した。第1部は、スタンディング(小噺)、第2部は古典落語(人情話)で、生で落語を初めて聞く人もいるということで、第1部は聞き手のウォーミング・アップ。過去にも6回、場を設けたが、伝統芸能の落語にふだん接する機会がない現状で、どうしても聞くほうがかまえてしまうということがわかってきた。
そこで、第1部は漫談風に小噺の連発、第2部は本格的な古典落語という構成を考えた。
企画は、当たったと思う。 第1部は、本人にはジャケットを着ての立ち話で慣れないことをさせてしまったが、この人はおもしろいというのを印象付けた。 第2部の「ねずみ」は、みんなをうっとりさせた。みんな話の中に引き込まれていくのがわかる。得意の人情話だ。
「左甚五郎の木彫りねずみが目に浮かんでくるようで、これぞ真打ちの話芸なんだと感心させられました」と感想が寄せられている。
過去にはお酒での失敗もかなりあったようだが、今は一滴も飲まず精進している。37歳とまだ若いが、円熟味が出てきた。応援をしよう。
http://www.tac-net.ne.jp/~kuroda/84rakugo.htm
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