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2004年01月06日(火) ココロがあったかい昨日は、渋谷で写真撮った。またそのうちあっぷくぷする。よ。 +++++ 先日から、渋谷に来るときは、センター街や道玄坂などの喧騒から逃れるかのように、宮益坂を登って表参道方面へ歩くのだけど、その辺に、私が八百屋でバイトしてたときのお客様のお店がある。ビーフシチューとワインのお店。ここはデザートもウマイらしく、私が休みの時にマスターが作ってくれたデザートをみんな(八百屋仲間)は食ったらしい。(ずるいー。) 最近までは、なかなかこっちの方にも来ないから、このお店のこともふっと忘れかけていたのだけど、たまたま最近近くを通ったときに思い出して。一度行ってみたいと思ってる店なのだけど、ちょっとお高いそうなので、暫くオアズケ、を課すことにした。むむーん。 +++++ 今日は、これまた久々に図書館など行ってみた。相変わらず、あの独特の空気はあんまり好きではないものの、雰囲気はキライではないので、心なしかワクワク。2時間ほど頑張ったあと、散歩。 バンゴハン、どこに行こうか迷って、まだおなかが空いてないからブラブラ歩きたかったこともあって、駅から15分ほど歩く焼鳥屋さんに足を運んだ。実に、3、4年ぶりに。もう、以前来たのがいつかも忘れてしまったくらい、御無沙汰。 ここの店長さんも、八百屋にいる時のお客様なんだけど、ちょっとシャイだけどとってもヒトのいいオジサンで、大好き。久々すぎだけど、覚えててくれるかなぁ、覚えてくれてたら嬉しいなぁ、なんて期待をしながらお店へ。 ほんと、懐かしくて、お店の内装が変わってないのが嬉しくて、中で働いてる店員さんが変わってるのがちょっと寂しくて。カウンターからあまり出てこない店長さんが顔を出すのを密かに待つ。 めちゃめちゃ久しぶりに見た店長さんは変わってなくて、思わずニマニマしてしまいそうだった。けど、こっちを見ないので気付いてくれない。しかも、軽く言葉を交わしたのに思い出してくれない。 ちょっと凹みそうだったけど、ま、しゃーねぇか、ってな感じで、連れの某氏と焼鳥やサラダに舌鼓を打つ。寒ブリの刺身とか、マジで最高。口の中でとろける!ここの店の焼鳥は、タレがウマイ。私は基本的に塩派なんだけど、ココのタレは好きだ。 で。 結局、気付いてもらえないままかと思ってとっくに諦めていたのだけど、ふとまた目が合って、店長もそのまま目をそらさなかったので、もしかしてーって思って、「じーーーー(・_・ )」っと見たあと、ニコって笑ってみた。 したら、懐かしい、照れくさそうな笑顔で、下を向いてプッと笑う店長。ワハハハ。やっと気付いてくれた(笑) 「(気付くの)遅いよーーー!」 思わず昔みたいにタメ語になってしまった。八百屋バイトの時のお客様、なのにね。ふふ。 私、「変わった」らしい。「落ち着いた」んだって。全然変わってないと思うけどなー。「なんで急に思い出したの?」って聞いたら、「その笑顔を覚えてたから、笑ったときに」らしい。なんにしても、嬉しい。 その後は、私たちが日本酒を飲んでたのを見て、いいお酒をゴチソウしてもらって、ちょっと八百屋の話をして、私の終電があるから、名残惜しかったけど、お暇した。 「次は4年後とかにならないように来るから、忘れないでよ?」 「3年以内なら確実だよ」 そんな会話を交わして。 なんとも言えない、愛しくて切ない時間だった。 |