ちょと間があいてしまいました。 昨年夏に家を建てる計画が持ち上がり、年明け早々着工して、先週上棟式でした。家が完成するのは4月半ばごろ。 楽しみ半分、不安が半分。ローンが、、なんて、今からお金の心配をしている私。 しかし夫は家の完成が楽しみで仕方がないらしい。ローンなんてそっちのけ。
『俺は死ぬまで働き続けるから。男ってそういうもんだろう』
定年まででしょう?とツッコミをいれてみたけれど、定年後も今の仕事を続けたいから、スキルアップはもちろんのこと「この仕事にはお前が必要」と言われるように今頑張っているとのこと。
「男は死に向かって生きている」と聞いたことがあります。 そうかもしれないな、と思いました。
村上春樹の小説『神の子どもたちはみな踊る』の
『この旅人はほんとうは死を求めている。それが自分にはふさわしい結末だと知っている。それにもかかわらず、彼は全力を尽くして闘わなければならない。生き残ることを目的として、圧倒的なるものを相手に闘わなくてはらなないのだ』
という一節を思い出しました。 死に向かって生きているという言葉と通じるものがあるように思えます。 UFOさんも『ニコはまだまだだろうけれど、男として(仕事では)今がピークかも』と、つぶやいていたときがありました。
『死ぬまで走り続ける』か。 終わらせてしまいたい、と思いながらも、責任感の強い人なら、そこから逃げるなんてことは出来ない。全力で闘うのみ。 私には死という感覚がわかりません。なんとなくですが、生きるということに執着しているからなのかもしれません。 10年後。自分にはいったいどんな未来が待っているんだろう?
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