何気に思い出したので、書いてみます。
『そう思っていたとは、知らなかった』とUFOさんが時々言うのです。どんなときに言われたかというと
『カフェでお菓子を注文するとき、遠慮してしまいました』
とか
『調教で足の指を舐めなさいという命令を受けたとき、私は奴隷なんだから、と自分に言い聞かせていました』
など、後日報告をしたときに。
あまり気にしていなかったのですが、UFOさんは、私(奴隷)の行動や気持ちをきちんと把握しようとしていたのでしょう。 それができていなかったとき、『知らなかった』と自分の主としての至らなさに少し落胆したのでしょう。
UFOさんのことは大好きだったし、気が合うと思っていたし(UFOさんもそう言っていた)、家族よりも誰よりもUFOさんが一番の理解者でした。
それはUFOさんのそういったお心遣いがあったから。
一緒にいるときは、この幸せが永遠に続くものだって思っていました。私には主であるUFOさんに愛されている自信があったから。ちょっと傲慢ですが。幸せを感じているときは、その先に別れがあるなんてことは考えたりしませんから。
結局は別れてしまったけれど。
『至らない奴隷で、申し訳なかったです』
この言葉を今UFOさんに言ったら『そんなことは考えなくていい』って言われちゃうな、きっと。 たくさんたくさん、包んでくれて、ありがとう。
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