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時間

 
 それは突然。。。
 彼がお泊まりを企画してくれた。

 1泊2日・・彼の腕の中で眠ることができた。。


 そこは自然に溢れ、虫の音しか聞こえてこない山の中。。。
 天気もよく傍に彼が居て 私の心は穏やかに・・。
 私は自然の中に身を置くことが大好きなのでとても嬉しかった。。


 彼の車に乗るのは半年ぶり。。
 街中では会っていても車で出かけるところには行っていなかったので。。
 彼とのドライブは大好き。 
 出張に連れて行ってくれていたときもその土地自体好きだったけれど
 その道すがらも大好きだった。


 


 途中でお蕎麦を食べた。
 おいしい昔ながらのお蕎麦。。。
 彼と過ごす中で私は随分と初体験している。
 今日出会った初めては・・蕎麦粉100%のお蕎麦と蕎麦湯。。
 蕎麦湯はおいしくてゴクゴクと飲み干してしまった。


 彼も行ったことがないという山の上のホテルに着。
 緑のいい匂いを胸いっぱいに吸いこみ、虫の音に耳を癒され
 ホテルの中へと・・。木をふんだんに使っている印象を受けた。
 『山のホテル』といった感じ。。

 
 部屋も広く大きな窓。。


 実は緊張していた。。
 そう・・・初めて彼と会ってお食事をしたとき以来の緊張。
 それには深い訳がある。。。

 
 『おいで。。』
 彼はソファに座っている足元に私を呼ぶ。。

 どういうことなのかはわかっていたから笑いながら恥かしがって
 しまい。。。
 
 それでも『いいからここにおいで』と彼に呼ばれると
 本気で抵抗しているわけではないから膝元へと座りこんだ。。


 両手で私の頬を引き寄せる。。
 でも私は彼の腕にしがみつき太ももに頭を乗せた。
 久しぶりに感じる彼のぬくもりにこみ上げてくるものがあったから。。
 泣き顔なんて見せちゃいけない・・笑って照れ隠ししていた。
 

 『じゃあ目を瞑ってるから』
 彼が目を瞑ってくれて・・それでも恥かしくて手で
 彼の目を隠しながら唇を重ねた。。
 

 彼の唇にホっと安らぎを感じて泣きそうになった。


 

 彼の手がスカートの中に入ってきて太ももに触れた瞬間
 逃げてしまった。
 敏感なのは変わっておらず。。。
 
 
 彼のズボンのベルトを外しボタンを外し・・チャックを開けると
 いきり立つ芯が現れた。。
 芯から溢れ出る透明な液体を舐め上げると口の中に彼の味がふわっと
 広がる。じゃれつくように舌でチロチロと舐め遊んだり
 喉元奥深くまで芯を咥えこみ擦りつけてみたり。。。
 どんどん溢れ出る透明な液体。。。
 唇と舌で芯の感触を味わい続けた。

 

 そして彼はベットに羽交い締めにされ後ろから攻めたててきた。。
 彼の手が這うだけで感じてしまい逃げようとしても力には抵抗できず
 されるがままに感じていた。
 久しぶりに感じる彼の指に緊張してしまい身体が拒絶していたものの
 時間の経過と共に身体の力は抜けトロリとしたジュースが彼の指にまとわり
 ついていく。。。

 
 ベッドの中で裸で抱き合っていると彼の指が再び私の中へと挿入された。
 痛むこともなくヌルヌルとした前穴は容易に彼の指を迎え入れることができた。。
 ゆっくりと動き始めた指は加速をつけ始める。。
 それと共に快感が高まっていき声が漏れて。。

 「あぁ。。。」
 気持ちがよく・・小さく潮を噴いてしまう感覚が起きた。
 それは何度も起こりクチュクチュといっていた音がシャパシャパという音に
 変わっていった。。。

 「あぁ。。。イク。。」


 お尻を思いきり鷲掴みにされたとき痛みなど全くなく快感と共に
 安心感が溢れてきた。。
 何度も・・何度も・・・鷲掴みにされ・・
 それでもなお(もっと。。もっと。。。)という気持ちが沸き起こって
 いった。
 
 そして乳首を久しぶりに噛まれると声が漏れそうに。。
  

 

 彼の芯が。。大きな硬い芯が私の狭い前穴に入ろうとしていた。
 私は今までの快感は静まっていき身を固めていた。。
 『大丈夫・・ゆっくりいれるから』
 以前は私が彼の上に跨り肉棒に身を沈めていっていたのに
 今回は彼が私の中へと入ってきてくれた。
 ゆっくり・・ゆっくりと。。
 
 入口に彼の芯を感じそれだけでも高ぶってしまう。。。
 
 そして奥まで貫かれた瞬間・・・
 久しぶりに感じる懐かしい快感に溢れた。。

 「あぁ。。。」

 打ちつけられる腰。。
 気持ちがよくて口から快感が溢れ出そうな感覚。。
 激しく。。グっと奥を貫かれるたびに私は彼のものだと感じ
 彼だけに壊されたい・・という気持ちに溢れていった。。
 

 またも小さな潮噴きを私は起こしていた。。
 頂上に達した快感がジュワっと熱くなったかと思うと溢れ出る。。。

 前穴から抜かれた芯が後ろ穴へと。。。
 抵抗なくゆっくりと受け入れることができた。
 嫌な感覚もなく・・・
 でも感じることができなかった。。。
 半年という時間の中でいろいろなことがあり心が以前のように開放できなかった
 のだろうか。。。
 でも嫌な感覚もなかったからいずれまた快感は戻ってくるはず。。
 彼に申し訳ない気持ちになってしまったけれど『そんなことはいいんだよ』と
 頭を撫でてくれた。。。
 無理に感じることはなく、自然にゆっくりと・・彼との時間を過ごしていく中で
 そういう感覚も戻ってくるのでしょうね。


 
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 彼の身体をマッサージしてくっついているうちにベッドの中で眠ってしまった。
 のんびりと過ごす彼との時間。。。
 吸いつくように彼の背中に寄り添って安心しながら眠っていた。。。
 
 


 食事はホテルのコースを食べた。
 さすが素材が良い物ばかりでおいしかったな。。。
 お腹いっぱいにして部屋に戻り大浴場に。
 

 お風呂を出て部屋に戻ると彼が先に帰ってきていた。
 テレビで野球を見ながらゴロゴロと彼に甘えて過ごす。。。
 
 彼の身体にじゃれつく様はまるで子供。。
 頬を触ったり足に擦り寄ったり・・彼の身体に乗っかったり・・・。
 彼はされるがままになってくれていた。
 今思えば・・時間を埋めるかのように彼の肌に触れていた。。

 
 そして・・ひとつのベッドで一緒に眠りにつき朝を迎えて
 帰り道にラーメンを食べて帰ってきた。


 とても幸せな時間。
 彼といるとなぜこんなに安心できるんだろう。。
 彼が傍にいれば怖いものなどない・・と感じてしまう
 





 いろいろなことがあった半年の時間。。
 それでも離れることなく二人の時間を過ごし。。。
 いろいろなことがあって復活した時間。。
 

 時間は常に動いているのだと感じた。。。

 
 
 


 

 
 

 

 
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