おひさまの日記
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「もういいよ」
とか、
「私はダメなの」
とか、
「どうせ○○なんでしょ」
とか、
ついつい、言ってしまいがち。 そんな時、ヘンないきものがいるんだよ。
「あまのじゃく(天邪鬼)」 ( ̄▽ ̄)
私の中にもしっかりおります、 あまのじゃく。
本当はちっともよくないのに、 「もういいよ」
そこで話をぶつっと切っちゃうのに、 心の中で悔やんで、 いいよと言い放ったのに、 相手に絡みたくなり。 まったくちっとも「もうよくない」(笑)
本当はダメじゃないよって、 本当はそうじゃないよって、 言ってほしいから、 「私はダメなの」
こんなふうにね。
「私は冷たい人間なの」 「私は才能ないの」 「私はろくでもない人間なの」
心のどこかで待っているのだ。 この言葉を。 「そんなことないよ!!!」
でも、そんなことないよ、と、 仮に言われても、腹を立てる。 腹を立てながら、実はすごく悲しい。 怒りの下にいつもあるのは、 感じるのもつらい、つらい、感情。
「私はダメなんだって言ってるじゃない!!!」
相手に過剰反応した時点で、 心の中では「何か」ある。 何もなければ反応しないもんだ。
本当は○○であってほしくないのに、 「どうせ○○なんでしょ」
この○○に言葉を入れると、
「どうせ私のことキライなんでしょ」 「どうせ私の話聞く気ないんでしょ」 「どうせ私のことなんかどうでもいいんでしょ」
とかね。 心の奥では、切に、切に、 そうでないことを祈っているのに、 つい口に出てしまう、そんな言葉。
「そんなことないよ!!!」
そう言われたいんです。 うん、言われたい(笑)
解決したいことを、解消したいことを、 胸の中でモヤモヤしていることを、 そういう言い方して問題提起しちゃう。 変化球過ぎる(笑)
「どうせ男ってそういう生き物でしょ」 「どうせ不況で仕事なんかないでしょ」
例えばそんな言葉も、
「助けて。 私はそれで苦しいの。 私はそれで困ってるの」
そう言いたかったり。
あ、いました。 ヘンないきもの ( ̄▽ ̄)
いや、別にね、 このいきもの、いちゃダメってワケじゃない。 みんなにいるしね。 私の中にいるなぁ、このいきもの、 そう気付いているだけでいい。
悲しいのは、 このいきものが発する言葉が、 「自分にとっての真実」だと思い込んでしまうこと。 このいきものと自分が一緒になってしまうこと。
こんないきものがいますねぇ、と、 気付いていれば…
そのいきもの、実は、 悲しい、つらい、さびしい、助けて、 そんな心が化けたもの。 本当はとってもやわらかいやさしいいきもの。
「私はそんなんじゃない、 そういう話、なんかムカつく!!!」
昔の私はそう思ったりすることもあった。 しっかり反応していた(笑) 反応するってことは、やっぱり何かあるんだよね。
やわらかいやさしいいきもの。 いるんだって認めて、 ちょっとだけ仲良くしてみる。
「つらいね」 「悲しいね」 「がまんしてたね」 「あきらめてたね」
声をかけてみる。
時には声をかけても
「はぁっ!? 私全然そんなんじゃないから!!!」
そんな思いが湧いてくることもある。 それもまたよし、大切な思い。
それでも、ひとりで泣いている、 やわらかくてやさしいいきもの、 大切な存在がそこにいる。
かけがえのない、 あなたが来るのを待っている、 それは、傷ついて疲れ果てた「私」という名の存在。
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