おひさまの日記
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2011年01月17日(月) 背負った罪

私がソファーでうたたねしてしまった間に、
先にキッチンで夕食の支度を始めてくれたabu。
ひゃぁ〜、ありがたや〜.。゚+..。゚+.

私はテーブルの準備を。
夕飯の支度、楽をしよう思って買ってきたお惣菜。
大根と鶏肉の煮付け、メインディッシュだ。

それをお皿にあけようとした時、
手が滑ってパックごとお惣菜が床に落ちた。
しかも、裏返しに。

( ̄ロ ̄;)ガーン…

かなり柔らかくなるまでに込んであったので、
落ちた衝撃でぐちゃぐちゃ。

「もう食べられないや…」

そう思うと、
どこにぶつけたらいいかわからない腹立たしさと、
遠くの方でちょっと悲しいのを感じた。

「あ〜〜〜」

それを見てabuが笑った。

「おかずがなくなっちゃったよ…
 何か作らなくちゃ…」

私が暗くそう言うと、abuはにこにこして言う。

「じゃあ作りましょう!」

私の中で軽い混乱が起こる。

「あれ?
 あれ?
 あれ?
 怒らないの?」

abuがそれくらいのことで怒らない人だということはよく知っている。

けれど、私の中では、失敗→悪いこと→怒られる、
そんな図式ができあがっていたのだ。
そして、私は何か事が起こると、それに備えて身構える。
無意識のうちにね。
だから、身構えているのに、にこにこするabuに戸惑ったのだ。

不意に訪れた気づき。
自分がそんな反応をするパターンを改めて認識する。
(おせーよ!という突っ込みははナシで・笑)

腹立たしさや悲しみは、自分がしくじった時に必ず感じていた感情だった。
責められ、なじられ、押しつぶされ…
子供の頃ずっと繰り返した体験だった。

そして、楽しそうに料理をするabuを見ていて思った。

私は「罪」を背負っていると。
自分は罪を犯しているのだと信じていると。
かつての想いがいまだ自分の中にしみていて、
かつて自分がされたこと(攻撃)に対しての反応を、
無条件に繰り返していると。

責める人などいないのに…

私は自ら責められた人としての自分になっていたのだ。
先回りして。

だから、失敗したり、うまくいかなかったりすると、
必要以上に悲しくなったり、怒りが湧いてきたりする。
もういいや、って無気力になったり。
責められる前からすでに責められている状態になっていた。

(/´Д`)/イヤァ〜

うひゃ。
また発見しちゃった。
過去に生きている自分を。

こうして気づいて発見する度に、
私は過去に生きている自分を今この瞬間に連れ戻す。

「それもう終わっちゃってることだよ。
 もういいじゃん。
 うぃっす!」

って。

罪。
決して罪ではないのに、それを罪だと信じ込んでしまっていること。
私達はいくつそんなものを背負っているのだろう。

昔は誰かの言葉や態度でそう信じてしまったかもしれない。
けれど、信じ続けているのはまぎれもなく自分。
それを終わらせると決めるのも自分。

バイバイしたら、新しい世界。
もう楽しんでいいんだ。
おかずが台無しになったって、
何か失敗したって、間違ったって、いいんだ。
そこからじゃあどうしようか、って、にっこりして考えればいいんだ。
それだけなんだ。
それが欲しかった世界。
じゃあ、住みましょう、その世界に。
自分の意思で。

毎日が罪だと信じていたことをぬぐい去る日。
毎日が生まれ変わりの日。


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