おひさまの日記
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私がソファーでうたたねしてしまった間に、 先にキッチンで夕食の支度を始めてくれたabu。 ひゃぁ〜、ありがたや〜.。゚+..。゚+.
私はテーブルの準備を。 夕飯の支度、楽をしよう思って買ってきたお惣菜。 大根と鶏肉の煮付け、メインディッシュだ。
それをお皿にあけようとした時、 手が滑ってパックごとお惣菜が床に落ちた。 しかも、裏返しに。
( ̄ロ ̄;)ガーン…
かなり柔らかくなるまでに込んであったので、 落ちた衝撃でぐちゃぐちゃ。
「もう食べられないや…」
そう思うと、 どこにぶつけたらいいかわからない腹立たしさと、 遠くの方でちょっと悲しいのを感じた。
「あ〜〜〜」
それを見てabuが笑った。
「おかずがなくなっちゃったよ… 何か作らなくちゃ…」
私が暗くそう言うと、abuはにこにこして言う。
「じゃあ作りましょう!」
私の中で軽い混乱が起こる。
「あれ? あれ? あれ? 怒らないの?」
abuがそれくらいのことで怒らない人だということはよく知っている。
けれど、私の中では、失敗→悪いこと→怒られる、 そんな図式ができあがっていたのだ。 そして、私は何か事が起こると、それに備えて身構える。 無意識のうちにね。 だから、身構えているのに、にこにこするabuに戸惑ったのだ。
不意に訪れた気づき。 自分がそんな反応をするパターンを改めて認識する。 (おせーよ!という突っ込みははナシで・笑)
腹立たしさや悲しみは、自分がしくじった時に必ず感じていた感情だった。 責められ、なじられ、押しつぶされ… 子供の頃ずっと繰り返した体験だった。
そして、楽しそうに料理をするabuを見ていて思った。
私は「罪」を背負っていると。 自分は罪を犯しているのだと信じていると。 かつての想いがいまだ自分の中にしみていて、 かつて自分がされたこと(攻撃)に対しての反応を、 無条件に繰り返していると。
責める人などいないのに…
私は自ら責められた人としての自分になっていたのだ。 先回りして。
だから、失敗したり、うまくいかなかったりすると、 必要以上に悲しくなったり、怒りが湧いてきたりする。 もういいや、って無気力になったり。 責められる前からすでに責められている状態になっていた。
(/´Д`)/イヤァ〜
うひゃ。 また発見しちゃった。 過去に生きている自分を。
こうして気づいて発見する度に、 私は過去に生きている自分を今この瞬間に連れ戻す。
「それもう終わっちゃってることだよ。 もういいじゃん。 うぃっす!」
って。
罪。 決して罪ではないのに、それを罪だと信じ込んでしまっていること。 私達はいくつそんなものを背負っているのだろう。
昔は誰かの言葉や態度でそう信じてしまったかもしれない。 けれど、信じ続けているのはまぎれもなく自分。 それを終わらせると決めるのも自分。
バイバイしたら、新しい世界。 もう楽しんでいいんだ。 おかずが台無しになったって、 何か失敗したって、間違ったって、いいんだ。 そこからじゃあどうしようか、って、にっこりして考えればいいんだ。 それだけなんだ。 それが欲しかった世界。 じゃあ、住みましょう、その世界に。 自分の意思で。
毎日が罪だと信じていたことをぬぐい去る日。 毎日が生まれ変わりの日。
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