おひさまの日記
日記インデックス|前の日の日記を読む|次の日の日記を読む
2010年05月21日(金) |
悲しみよ、こんにちは |
色々な感情が押し寄せてくることがある。
そんな時は、ただ見ていよう。 あたかも、目の前を誰かが通り過ぎるのを眺めているように。
そんな時、思い出す。 フランソワーズ・サガンの小説「悲しみよ、こんにちは」。 あのタイトル、好きだな。
どんな感情にも言うのだ。
「こんにちは」
そして、それを見ていよう。
悲しみや不安に押しつぶされそうになる時も、 そうやってそれに近寄っていくと、 悲しみや不安の涙にまじって、安堵の涙も流れていることに気づく。
今日も私はそこにあるすべてをそのまま感じていよう。
何もわからなくなってしまったら、わからないままでいい、 それはいつかわかること。
そして、今あるがままの自分であるがままのものをただ感じていよう。 こんな日だけでなく、いつの日もそうであろう。 心が雨の日も、お天気の日も。 生きていることは素晴らしいのだから。
|