おひさまの日記
日記インデックス|前の日の日記を読む|次の日の日記を読む
苦手な人、ムカつく人、嫌いな人、尊敬できない人、批判したい人、 そういう人を好きになる必要はないし、仲良くする必要もない。
けれど、そういう人にこそ礼節を持って接することが大切だと、最近しみじみ思う。
悔しいさ、ムカッとくるさ、そう感じながらでもいい、 イヤな相手にほど礼節を持って接することで、色々なことが変わってゆく。 最低限のことでいいと思う、いや、最低限がいい、 でないとムリすることになるから。
大きな声で笑顔であいさつをする。 時間を守る。 約束を守る。 お礼やお詫びを形にする。 ありがとうございます、すみませんを、しっかり伝える。
探せば、本当に小さいけれど、感謝できること、必ずあると思う。 相手との関係の中で何にフォーカスするのかを自分の意志で変えてみる。
実る稲ほど頭(こうべ)を垂れると言うように、 そんな相手と同じ土俵で相撲を取るより、一歩先に行くつもりで、 自分からペコリと頭を下げるような相手を重んじる態度を示すことで、 色々なことが変わってゆく。
キライなことと、相手をないがしろにすることは、別のことだ。 尊敬できないことと、相手をバカにした態度を取るのは、別のことだ。
私はそれを郵便局で仕事しながら学んだ。 よくよく考えれば、聞いたり読んだりしてきたことじゃないか(笑)
下手に出るんじゃない、胸を張るんだ。 恥ずかしくない生き方を自分がしていればいい。 それでいい。 そうした姿勢でいると、それに見合ったものが必ずやってくる。
自分が手に入れるものは、自分が招いたもの。 相手のせいじゃない。 自分が選んだ在り方が呼び寄せたもの。 嫌悪と憎悪の果てにあるものを手に入れるのか、 それとも、凛として生きた結果やってくるものを手に入れるのか。
まぁ、そんな屁理屈こねこねは脇に置いて、 苦手だ、イヤだ、ムカつく、尊敬できない、つい見下したくなる、 そんな人にこそ礼節を持って接してみて。 ぜひ実験してみて。 案外面白いことが起こるかもよ。 一度きりじゃなくて、やり続けるの。
面白いこと、私も体験済み。 そういう相手こそ、 実は自分によきことを運んでくるということを付け足しておこう。 色々な意味で行き詰まった自分の突破口になるということを。
|